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中国の上空で考えていたこと

 天気の良いフライト。上空から眼下の地形が良く見えた。


淄博市⇒済南空港⇒Korea Seoulといったルート。青島のある半島、煙台の上空あたりを通過していたら、眼下に山並、その山並の上に風力発電機が豆粒のように見える。
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この写真ではなかなか分かりずらいが、すごい量の風力発電がある。

また、所々に町があり、高層マンションが立ち並ぶ風景も見られる。

 今回の出張で、「環境問題に当局=中国政府は敏感で、環境問題に取り組みの低い企業や、エネルギーを沢山使う余り先端でない事業は、停電させられる。私の会社は一度もともられたことが無い」と自慢していた。

 そう、中国はまだ計画停電があるのである。だから、再生エネルギー=風力発電であっても太陽光発電であっても、かまうことなく建設して、使う。日本の電力会社は、原発を稼働させて、今の儲け=将来発生する費用はその時の人任せ、で再生可能エネルギーを不安定なエネルギーと位置づけ、隙あらば止めたがっている。
 自民党政権下では、原発村住民が元気のいいこと。

 民主党政権下で割り食った感が強い原発村住民は、九州電力の原発再稼働で元気を取り戻しつつある。

 中国のように、安価なエネルギーが欲しいこれからの国は、利権だの何だの言っておれない、再生エネルギーも原発も同じエネルギー、足らなくて困っているのだから、使えるものは何だって使うのである。

 10年前まで、自転車に乗って、赤信号も何のその、自転車洪水を作っていた国が、今では自動車洪水、高層マンション住まいである。エネルギー消費量は増えるし、色々な物の消費も半端なく増える。すごいマーケットが日々生まれている。

 これまで、繊維、縫製、鉄鋼、造船とやってきて、スマホ、PC、FPD、LEDとすさまじい工場を造ってきた。次に、いよいよ半導体である。半導体製造工場ラッシュ。FPDやLEDの時もすさまじかったが、今回の半導体製造工場ラッシュもすさまじい。既に世界第二位であった台湾の設備投資金額を抜いて、韓国を追い抜こうとしている。ちなみに日本は世界の10%であり、すでに欄外の存在である。

 中国地方政府長官は、自分の担当する地域の経済活性化手腕を行政手腕とみなされ、中央北京政府に認められれば、北京栄転、失敗すれば、追放。彼ら長官たちは自分の担当地域の経済向上に真剣に取り組んでいる。恐ろしいぐらいの意気込みのようだ。

 そういった状況下でビジネスチャンスを掴み、生かせると面白い。まあ、そんな事を夢想しながら、飛行機に乗っていた。

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