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2018年1月

ITの行きつく先

 何か結論があって、書き出したわけではない。

 どんな結末が来るのかが、全く分からないと言う事で、書き出した。

 IT=Information Technology 情報技術 産業と言えば、Internetに代表されるものなのだが、生活を変える技術であることは、誰もが異を唱えない所だろう。

 このITに加えて、ユビキタス Ubiquitous と言う概念が出現した。いつでも、どこでも、Internetに繋がると言った概念だった。

 さらに最近、IoT Internet of Things インターネットに繋がる物 が盛んに言われ、AI Artificial intelligence 人工知能が言われ、Big Daterが言われ、DL Deep Learning が言われ、5G 5世代通信規格が言われ、自動運転 Autonomous Car が言われ、更にロボテックス Robotics があり、シンギラティ Singularity に社会的シンギラティ(2030年)と、AIが人類の知能を超えるシンギラティ(2045年)があるようだ。

 目先、5Gで無線通信の単位時間当たりの情報量が4Gの100倍になり、スマホがサクサクと動き、無線センサーが電池で10年間動くようになり、IoTが爆発的に増えることとなりそうだ。5Gのインフラ投資は過去2年間 セルラー業界が投資を抑制して、5Gに備えていた。2018年から爆発的に投資を増やし、2020年の東京オリンピックで世界に向けて、未来社会の片鱗を発信することが、現政権の思惑である。

 通信インフラ整備と共に、IoTデバイスが増える。IoTデバイスは現在の最先端スマホ程の機能は盛り込まず、安価になったレガシーの技術が活用される。それでも、そのIoTの数がすごい事になりそうだとのこと。

 これらに関連する企業は、素材から最終製品組立メーカーまで一応の株価上昇傾向にあるが、まだまだ出遅れの株もある。そんな株を紹介してもいいのだが、、、、上がる保証は無いので、無責任な事は言わないで、自分の見込み=将来予測は自分で勝負しないと。

 2018年は半導体製造装置メーカーの増産体制を整えるのに、引き続き苦労する状況であり、2017年の状況を持ち越しそうである。団塊の世代(1947年~1949年生まれ)の先端1947年生まれの人たちが71歳に到達する。71.19歳が男性の健康寿命年齢であり、2018年は団塊の世代がいよいよ健康寿命を迎える。団塊の世代男性が健康寿命(半分の人が要介護となる年齢)を迎えることで、とんでもない人々が要介護となる。社会的な負担が増えるだけでなく、介護者の絶対数が不足して、TPP発効とともに、ベトナム、ペルー、マレーシアからの介護者を入れなければならなくなりそうである。また、都会では施設建設費用が膨大になり、介護施設は土地の値段の安い田舎に建設し、痴呆等の徘徊者への備えが田舎に要求されることとなりそうだ。

 先だって、NHKの番組「ブラタモリ」で田園調布を特集していたが、一坪の値段が一千万円だとか。本当なのか?バブルの頃の最高価格の事を言っていたような気がするが、ネットで調べると200万円~300万円/坪といったところか?それでも、介護施設建設の土地の値段としては、かなり難しいだろうと想像に難くない。日本の国債発行残高が、健全財政は、とか安倍政権に要求はあるのだが、現実に都会では何をするのもかなり困難になりつつある。

 田舎で、通勤時間10分程度の仕事。会社を提示で終わってから、日の長い夏場だとゴルフコース ハーフが回れるようだ。それでなくとも、釣りも、キャンプも温泉も実に環境はイイ。テニスもコート取るのに苦労はしない。田舎に仕事が無いと言う人がいるが、本当に田舎で仕事を探しているのか?もう少し頑張って探してみるのもいいのではないか?まあ、東京と同じ年収を望むこと自身が問題なのかもしれないが。

 話が逸れた。

 2018年の注目すべきキーワードは、IoT、AI、5G、ビッグデーター、データーセンター、DRAM、NAND、ファウンドリー、自動運転、全個体LiB、健康寿命、外国からの介護者、人口減少に伴う社会構造の変革。

 これらのキーワード一つ一つにビジネスチャンスはある。また、影の部分として、消えていく産業、凋落する分野、成長する産業、爆発的に伸びる分野がある。そういった意味では、変化は非常に大きい。江戸時代は、何代も職業が変わらず、親から子に代々受け継がれていく社会制度や慣習が多く、変化と言う意味では少なかった。しかし、明治を迎え、大きな変革が起こった。生活習慣、衣食住、身分制度なども。現代は、それ以上に変化が速いのかもしれない。段々と技術が進むのが加速度的に早くなり、基礎科学の発見が社会に応用されるのに30年必要だったのが、現在は3年程度となり、さらに早くなりそうな情勢だ。
 
 昔は、研究者が言っていることが現実に社会に及ぼすことは、サラリーマン一代ではなかなか無かったのだが、今はすごい速さで進む。EUVと言う露光装置がいい例だ。まあ、ASMLの独り勝ちがしばらく続くと思われるが、ASMLがNikonやCanonを追い抜いたように、中国のメーカーがASMLを抜くことがあり得るかもしれない。Intelを2017年サムソンが半導体売上で抜いたように。

 いずれにして、変化が大きい。この波は止まらないし、ある日原水爆で止まるのかもしれないが。この波を楽しみたいと思う今日この頃。2017~18年は変化の起点となる年になりそうだ。まあ、歴史が決めることで、そこに生きている私は良くわからないが。

 実に変化の多い、面白い2018年になりそうである。
 

 

 

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2018年1月24日毎日新聞夕刊から

 折尾哲雄氏の言葉が掲載されていた。


 「『比較地獄から嫉妬地獄へ』と私は呼んでいます。嫉妬から人を引きずり下ろし、徒党を組んで人を攻撃する。ツイッターもそれが強いでしょう。嫉妬地獄が国民的な広がりを見せるとき、社会全体がうつ状態になる。産業でも学会でも学校でもうつ病が多発し、その中のごく少数が抑圧から爆発し、異常な殺人や自殺に向かう」

 そう、この日本の雰囲気を鋭く指摘している。
 解決策も提示している。

 「そんなうつ状態から抜け出すには人の目や空気、世間を気にせず、自分は自分という『個の確立』が求められるが、その考えが根づかない。『そこで〈ひとり〉が解決の糸口にならないかというのが私の問題意識です」

 「『借り物』の『個』よりも、周囲との調和を重んじ、俗っぽさも欲望も絡めた『ひとり』という居場所を考えてほしいというのが山折さんの願いだ。西洋的な『個』と日本的な『ひとり』との間にある微妙な違いを考え、自分たちは何者かを見出した先に、日本人ならではの祈りが見えてくるのかもしれない。」

 なかなか難解で、含蓄のある話である。

 勝手気ままに生きていると見られる私であるが、これはこれで日本的な社会と摩擦を起こして、結構悩んでいる。基本、楽しそうにしている(仕事も趣味も)ことが、嫉妬を生み、摩擦を生み、引きずり下ろす圧力を受けることとなっている。よく理解できる解説だ。

 どうして、嫉妬がそれだけのエネルギーになるのか不思議だった。人の事など余り気にならない、意にかえさない私の感覚からすれば、嫉妬は不幸の入り口で、嫉妬地獄に取り絡められると、良い事は何もないと考えている私は、嫉妬する人々を理解できなかった。この歳になってようやく、少しは理解できるのだが、それでも不思議である。

 ぜひ、折尾哲雄氏の書籍を読んでみたくなった。

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半導体景気について

 先週の金曜日に半導体関連のセミナーに参加。

 また、その晩には調査会社の方と会食。

 それで色々な事が分かった。
 まあ、ここで書くととんでもなく長くなるので書けないが、、、、、、。何でも一緒だが、マクロ的には伸びて行く産業でも、ミクロ的には一本調子で伸びて行くことは無い。ミクロ的には必ず調整が入り、上げ下げしていく。

 半導体の調整は2019年にあり、その期間は意外に短い(例えば四半期の3ケ月とか)のではないか?それでも全体的には伸びて行く。

 データーセンターのシリコンウエハー使用量はスマホと比較して、意外に少ない。データーのストレージには、素早くアクセスできるSSD、チョット遅くていいHDD、とにかく保持できていればいいテープストレージ。この三種類に特殊なアルゴリズムで振り分けているとか。また、世界のデーターの16%しかストレージしないとか。色々な事が分かった。

 2013年4.4ゼータバイト(ZB ×10^21)が2020年には44ZBになるとか。

 一説によると、2015年にストレージされたデーターが4.7ZBで、2020年に15.3ZBになるとか。
 ネット情報では、Googleの2017年のデーターセンター容量が5ZBらしいので、色々な事が推察される。

 まあ、この辺りの分析は、専門家に任せるとして、データーセンター=SSDになると言う方向には向かっていないようだ。CPU、DRAM、アクセラレーター、TPU、GPUと聞きなれないデバイスでデーターを振り分けるようである。

 自動運転時代到来で、データー量は確実に増えるが、SSDだけが極端に必要となる分けではなさそう。TPUやGPUが増えるのも確かで、これらを造るのはファウンドリーであり、巨大な産業として成長するようだ。

 いやー面白い。シンギラティーの話題は出なかったが、IoT、ビッグデーター、5G、自動運転、EV、データーセンター、スマホなどなどが絡み合って新たなビジネスが生まれる=ビジネスチャンスが増大する。

 変化の多い2018年。さて、さて、どう変化するのか?面白いと思って捉えれば、面白いし、大変だと思えば大変である。

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