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最近の先端産業動向 Ⅳ

 久しぶりに先端産業動向の話。

 LEDが注目されている。これは、白熱球に比較して十分の一、蛍光灯に比較しても三分の一のエネルギー消費量で、かつ長寿命。蛍光灯の3倍程度の寿命とか?LEDは固体発光なので、劣化が非常にし難い。しかし、周辺部材は普通の電機部材を使っているので、そちらの寿命の方が問題かも?10年使って、火災を起こすなどと言ったリスクが無いワケでもなさそう。長寿命と言うのは、それなりにリスクのある話。

 LEDを一般照明でなく、投光器や水銀ランプの代替、車のヘッドランプの代替など高出力の物への要求が高い。問題になるのは、熱。電気から光への変換効率が高いとは言え、高出力にすると熱の問題が大きくなる。LEDの発光チップは1mm角以下の小さな物であり、その小さなチップにかなりの電力を注ぎ込むワケで、小さいだけに熱集中の問題が大きくなる。

 その熱を逃がすのに、熱伝導率のいい物質を使うと言うのはこれまで、普通に行われてきた。サブマウント(LEDの小さなチップを乗せる板)に熱伝導率が良くって、絶縁の窒化アルミが使われたりしているが、その下に普通の銅板では問題がある。高熱伝導のMMCやカーボンなども当然検討されるのだが、ここに来てヒートパイプと言う私にとって伏兵であった技術が来そうである。

 ヒートパイプは古い技術で、お風呂の追い炊き湯沸器などに使用されたり、車両の放熱などの一部に使用されたり、、、、、。結構使われる所が多いのだが、小さくして、その上で、ヒートパイプ性能を行うとは、、、、、。人間、色々考えて進歩する者ですね。

 ヒートパイプの信頼性が高く、汎用化してくれば、、、、、LEDだけでなく、LSIの放熱、EV車のモーター放熱など色々用途は増えそうである。これは、チョット注目すべき技術だと、思った次第です。

 そう、投資家ならこういったメーカーに投資を考える?私は取り合えずは、その技術の拡大用途に突っ込んでみたい気がしますが。

 今後、こういった現象があちらこちらに起こるだろうと思われます。まさに激動。技術もマーケットも。そういった意味では、ある種の連鎖反応を起こすのが人類なのかもしれません。

 発電方法の変換、電力貯蓄概念の変換、省エネといったレベに無い各種要素技術の変換、省エネ価値の変換、浪費、消費哲学からの転換、成長の限界と言うの概念への転換。

 そんな変換、転換の時代の起点が3.11であったのかもしれません。

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