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最近の先端産業動向 Ⅲ

 今年の夏至は6月22日。キャンドルライフを提案している。電気を消してスローな夜を。
興味のある人は、こちらから 
http://www.candle-night.org/jp/
 ちなみに、その日の20時から東京タワーのライトも消えるそうです(そのイベントは24日週末)。増上寺に集まって、消灯のカウントダウンをするそうです。

 福島第1原発事故で日本のエネルギー政策は見直されることとなった。新たな原発は多分20年は建設できない。これまでの「消費は美徳」と言う生き方は見直される起点にもなる。そこで、新しい考え方=哲学が必要となる。そう、江戸幕府が無くなり、明治維新の時に「開国」と言う衝撃が走り、生活が一変したように(100年の太平の眠りから、富国強兵)、そんな変化が訪れそうな予感。(例えば、経済成長よりBe Happy!スローライフ?)

 さて、先端産業動向をここでは述べるわけだが、、、、、。再生可能エネルギーの最先端技術について。

 再生可能エネルギーの一番は水力発電、そして風力発電。風力発電の技術について。
 風力発電と言えば、三枚羽の風車型が主流である。大型にすればするほど、投資効率(発電量/投資金額が大きくなる)がよくなるとかで、一枚の羽の長さが50mにもなるそうだ。そうなると、風力発電の高さは100mを超えるそうで、とんでもない大きな建築物である。ちなみに32階建てのオフィスビルの高さは150m程度。とんでもなく大きい。

 そんな大きな風力発電であるが、高所でのメンテナンス作業は困難で、一度建設してしまうと、容易に大掛かりなメンテナンスはできない。とくに発電機部分はフリーメンテナンスにしておきたいところである。そこで、ベアリングに窒化珪素あるいはサイアロンと言われるベアリングが使用されるようになってきた。耐久性が高く、対候性に優れるというのが理由。

 そして、発電された電力は周波数変換機を通って送電される。その時にIGBTと言われる素子を使うのであるが、その素子は現在はほとんどSi=シリコンであるが、SiC=炭化ケイ素単結晶を使用した素子が次第に普及しだしている。変換損失が少なくて済む。また、電力変換にはどうしても熱が発生する。その熱を逃がす課題あり、そこにはAlN=窒化アルミ基板やMMC(Metal Matrix Compsites)などの最先端素材が使われる。

 単なる風車と見えるが、各所に先端技術が生かされている。そして、その先端技術こそが日本の生きる糧。

 他に再生可能エネルギーとして、現時点ではあまり注目されていないが、マイクロ水力発電がある。落差5mの水の流れがあれば安定した電力が得られる。日本の環境から考えて、このマイクロ発電がかなり伸びることとなろう。これにも風力発電と同じく、電力の周波数変換が必要であり、さらに二次電池も模索される。
 発電と充電、今後は一体での開発が課題かも?

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