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企業存続の条件考察

   企業存続に必要な条件。
 PHPビジネス新書「時代の”先”を読む経済学」 伊藤元重著にはこうある。
 ① もっとガンバル。競争相手よりガンバル。
 ② 他の企業と違ったことをする。同じ土俵では戦わない。
 ③ 競争相手が消滅するように仕組む

 この手法が語られている。しかし、私はもう一つ加えた。

「顧客を正確に評価する。」

 これは、例えば携帯電話では、日本の人口はどれだけで、どれだけの人がいて、何人自分の商品を買ってくれるか?あるいは、世界には携帯電話を使う、あるいは使いそうな人々が何人いて、その人達はどんな携帯電話が購入できるのか?
 この考えがマーケティングと言われる手法になる。しかし、マーケティングは誰しも行っている(ハズ)。しかし、顧客を正しく評価することはある種マーケティングとは異なる。天性とまで言わないが、ある主の直観力が必要になる。その直観力を磨くには????どんな方法が。一般論は言えるが、果たしてそれが正しいかは自分では評価できないので、あまり偉そうな事は言わない。
 顧客を正しく評価することは、現代の人気作家も行っているのではないだろうか?あるいはAKB48を企画して実行した方々にも。これはマーケティング力ではなく、ある種の直感がそう判断させるのだだろう。

 顧客を正しく評価して、そしてウエート付け(選択と集中とも言う)を行い、注力すべき点、注力すべき顧客を絞り込む。これが企業が存続するのに必要な条件の一つではないだろうか?
 と、言うのも、最近コンプライアンスだとか、内部統制だとかで、やれる事と言えば、与信管理(売掛金の取り逸れを無くす事)や、権限の遵守など実にくだらない事を進めている。それを進めれば日本の会社は存続できると、言わんばかりの「バカ」さ加減で、日本の企業はある種衰退していている。これは欧米が仕組んだ罠かもしれないと私は思う。ISO9001だとかISO14001だとかも同じ土俵で、欧米が日本企業衰退を仕掛けているのではないかとすら思っている。(こんな事を言えば、どこかから石が飛んで来そうだが、、、、)

 東日本大震災で被災したルネサス那珂工場は自動車向けデバイス生産が多かった。さらにデジカメ向けのISシェアも世界トップ。そのルネサスが「赤字」企業である。世界でこれだけ影響力のある会社が赤字であるのは何故か?それは顧客を正確に評価していないからでは無いかと私は考えているのだが。
 顧客の持っているポテンシャルを正確に評価して、その上で、必要とあれば値上げ、あるいは価格設定を高く行うなどの事ができるはず。まあ、競争相手も正確に評価し無いといけないが、、、、、、。

 ある種ビックリするのは車両向け部品は、赤字で生産を取り止める時には、供給責任で、3年分以上の在庫を持つ事が常識化しているとか、、、、、、。これでは生産止めるに止めれないし、さらに、止める段に大変な赤字を背負い込むこととなる。こんな契約あり?そう、契約ではなく、収めている他のビジネスに影響させないように、、、、、、と、言う暗黙の了解であるようだ。この辺りは当事者でないので深くは知りえないのであるが、、、、、。私の上の娘が生まれる時に始まったビジネスが18年継続して終焉した(2009年)。その時に聞いた話である。その部品は自動車の車載部品と言われるもので、その為に生産中止の年には大変な注文をもらった。在庫しないといけないので、、、、、とのこと。

 顧客を正しく評価するというのは、こういった事も含めて、正しく評価すべき。顧客を正しく評価するのは簡単ではないが、、、、、、でも必要なことだと考える。
 

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