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判断すると言う事

 福島第1原子力発電 で、一号機に続き3号機も水素爆発で建物上部が吹っ飛んだ。そして2号機で燃料棒が露出してメルティングした可能性が高いとの報道。

 東京電力の心あるエンジニアは不眠不休で頑張っていると私は思うし、信じたい。しかし、上層部に何にも判断しない「官僚的=役人的」人物がいると、それだけで全ての事が滞り、マイナスのスパイラルが発生する。

 やる気が無くなり、責任感が無くなり、そして、最後は考えなくなる。多分、そんな人物が福島原発に居ると思う状況である。一号機、三号機、そして二号機。だれがどう考えても、オカシイ。やるべき事ができていない気がする。

 私の傍にも、判断しない、判断したくない、責任を取りたくない幹部が居る。実にアクションの妨げでしかない存在であるが、平常状態では取り立てて大きな問題にしないように回りが何とかするが、有事の際にはその存在だけで「悪」である。有事の際に判断できない、知識も無い、まして腹も据わって居ない人物が組織のTopにいればそれは不幸と言うより仕方の無い状況である。

 そんな一部上場会社も見てきた。一般論的にはそんな人物がTopに登り詰めるはずがない。しかし、そのエラーが起こるのが人間のなせる業。どうしようもない人物がTopになると、、、、、、沈む船からネズミが逃げ出した例えのように、人が逃げ出す。それだけでなく、有事の際に全ての邪魔をする。そんな姿が、今の東京電力の原子力発電所に起こっているのではないか?

 経済産業省からの天下り役人だったりはしないのだろうか?

 これで、原子力発電は「危険」である事にレッテルが張られる。そう、世界中で。本当はある程度の許容で「安全」であるはずの物が「危険」のレッテルを張られて、衰退する現象が今後起こるのではないか?これは人類に取って、吉と出るか?凶と出るか?歴史が判断することだが、原子力発電と言う技術は、衰退するには実に惜しい技術である。

 それが、判断しないTopのなせる事であれば実に残念なコトであると思う。

 この地震は実に残念な事件で、多数の犠牲者を生んでいる。それに輪を掛けた原子力発電事故。エンジニアとして実に残念である。

 そんな事を考えた一日である。 

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コメント

そうですね・・
こんな時ほど・・素早い判断力・・決断力が問われますね・・
(皆さん、頑張っていることとは思いますが・・)
我々は自己の判断力で、素早くできることから始めましょうsign03

投稿: ゆき | 2011年3月14日 (月) 22時52分

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