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日本の技術と生き残り Ⅳ

 日本のビジネスモデルとして、BRICsからの要求=ニーズを現実化するというモデルを提案されている方がいました。あまり具体的でないのですが、どんなビジネスモデルなのか?教わりたいものです。

 研究&開発(R&D)の中で、ニーズとシーズと言う議論がままある。ニーズと言うのは、要求、欲求であり、シーズと言うのはR&D担当者の興味、目線と言う意味。ニーズだけ追っていると、新しい、消費者が想像だにしない商品や技術は生まれない。しかし、シーズだけでやっていると、いつまで経っても商売にならない。

 シーズとニーズのバランスがイノベーションには大切なのですが、、、、、BRICsのシーズを日本でお金をいただいてR&Dすると言うモデルは、あまり想像できないのだが、、、、、そんな話があるそうな。そんな商品なんでしょうか?

 研究開発する環境は日本は抜群であるのは確か。USAが物造りが減った現在、日本のR&D環境は、世界的に見てもスピード、試行錯誤の容易さなど、色々な点で大変すばらしいことは確か。このR&Dの環境を生かしたビジネスモデルはありだと思うのですが、なかなかそのシーズを引っ張ってこれると言うのが、なかなか分からない。

 中国のお金持ちは、既に「不動産に投資しない」と言うことらしい。北京も上海もすごい値段の不動産。まるで東京の不動産みたい。実勢物価が1/5であるのに、不動産だけが日本の、そして東京に近いと言うバブル状態。
 
 で、そんなバブルが弾けるのがそろそろなので、金持ちは他の投資案件に興味があるそうで、色々模索しているようです。その一つに「シーズの開発」です。シーズの開発を自前でやるのではなく、外注してしまおうという考え。あり得ない話ではあるとは思うのですが、、、、、コーディネイトするのが、契約を作るのが、範囲を決めるのがなかなか難しいのではないかと思うのですが。

 しかし、よく考えれば、日本のR&D環境を商売にしない手はないのは確か。あらゆる物造りが可能。秋田のNEC液晶工場が少量多品種で生き残ったように、1万未満/月の数量を目指せば(=少量多品種)、日本の環境は実にすばらしい。しかし、これが1万以上/月の数量で世界を目指すと、とたん圧倒的高い人件費の壁が出てくる。R&Dのスピード、人材、情報の入りやすさ、業者の数の豊富さ。これを使ったR&D請負と言うのは、ありです。

 この点をもっと深く考えてみたいテーマである。

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