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2011年の占い Ⅱ

2011年1月10日 月曜

  グローバルと言う言葉を流行らせたのはアメリカ的思惑。グローバルスタンダードと言うアメリカのルールを日本に押し付けて、日本の金融業界を骨抜きにした1990年代。さらに、色々な事を仕掛けてきているが、、、、、、。日本人は「グローバルスタンダードだから仕方が無い」と考える。しかし、アメリカは「不都合があればルールを変えればいい、それがグローバルスタンダードだから」と考える。ルールの枠の中で、色々考えて、工夫して上手くやろうとする日本と、ルール自身を自分たちに有利なように作り変えようとするアメリカ(正確にはアメリカだけでなく、ヨーロッパもその傾向が強い)。

 農耕的ムラ社会の日本は、そのムラのルールを守ろうとする。狩猟民族の肉食系は、ムラ自身を守りはするが、他のムラとの共存共栄などは考えない。従って、強い者がルールを策定する。

 農耕的民族からは、ルールの作り変えと言う発想が生まれないのは、仕方が無い。しかし、これまでもそうであったように、これからも、アジアはヨーロッパ、アメリカの狩場としての場所であり続けるのか?中国が台頭してきたように、グローバルスタンダードも変わりつつある。アメリカの経済力に陰りが見え出して、基軸通貨としての地位が次第に下がりつつある。これは、中国に元の切り上げを要求するアメリカの姿は、まさにナリフリ構わず、地位の低下も「致し方なし」である。

 2010年から始まったこの基軸通貨の地位の低下が、2011年も継続して、その傾向は続く。アメリカの強大な軍事力はそう簡単な地位の低下を許さないが、次第に次第にアメリカの地位は下がっていく。そんな分岐点の年である。

 そんなワケで、アメリカのドルを中心にしたドル安は進む。そして、ドル暴落がある程度許されると言う状況を演出しながら、ドルは70円台でしばらく定着する。この70円台に突入するのが私自身は2月だと考えているが、果たして、どうなることやら。

 70円台に円の高騰、ドルの暴落が起こる原因は、アメリカの金融危機の再燃であろうと思われる。ウィキリークスが暴露しているように、バンカメ当りの不正会計処理が引き金になりそうな、、、、まあ、これは2チャンネル的な噂話ではありますが、実際の問題として、アメリカの住宅ローン関連の問題は何も解決していない。確かに一時的にサブプライムローン問題はなりを潜めているが、低所得者だけがローンを組んでいたわけではない。普通の中流階級もローンを組んで、高騰を続けるだろうと思われた住宅に投資していた分けで、この問題は何ら解決していない。このデフォルト関連の時限爆弾が、大手金融会社の破綻を招く可能性が、、、、、。

 1ドル70円台に為替がなると、日本の株価はかなり落ち込む。そして、今でも空洞化が進む日本は、さらなる空洞化のステップを踏むこととなりそうである。日本の財政破綻による日本円の暴落はそう簡単には来ない。もっと、空洞化が進んで、どうにもならなくなった状態で来るかも。これを政治力を働かせて、何とかしてもらいたいところだが、、、、、、現政権では難しそうである。

 さて、70円台に突入すると、他にどんな事が起こるのか?二番底の出現?となるのか、、、、。実際にはどうなるのか分からない。リーマンショックの後の2009年1月~3月のように、全ての経済活動が止まってしまったような状況が再来するのか、それとも実体経済はそれほど多大な影響を受けずに済むのか?分からないのが実際。

 しかし、空洞化が進む、高齢化が進む、人口が減る(2010年は12万3千人程度の自然減だったとの推察)、などの社会現象はナダラカニ訪れずに、急峻で鋭利な社会現象を伴って、現れるのは確かであろう。そういった中で、生き残って行くには、マーケットを成長国に求める以外に無い。空洞化の加速、そしてマーケットを海外に求めることで、労働者=雇用も海外に移る。これが、2011年加速される社会現象だろうと思われる。

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