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デフレの考え

 マスコミがデフレ、デフレと騒いでおります。日銀の動きが悪いだとか、もっと市中のお金を増やせだとか。ホント、新聞テレビはヤバい感じです。ウソと言うよりも、言論の誘導が明らか。

 デフレの一番の問題は需要が増えないと言うこと。需要と供給の関係で、価格は形成される。これが一番分かりやすいのがオークション。人気のある商品は価格は吊り上がりますが、人気のない商品は低価格のまま、あるいは価格が付かない状態。需要が供給を上回れば値段は下がる、需要が供給を下回れば値段は上がる。

 つまり、デフレ対策には2つの方策がある。需要を増やす方向性、もうひとつは供給を減らす方向性。

 まず、国内全体需要を増やす方向性の話から。長い目で見て、日本における需要は縮みこそすれ、増えることは無い。なぜならば人口が減る状態だから。さらに、人口が減るだけでなく、高齢化もある。60歳のオヤジがお酒が好きで、ビールやら焼酎やらを日常的に飲んでいる人が、20年後の80歳で現在のお酒の消費量を維持するのか?たまにはそんな人もいるかも知れないが、ほとんどの人は、アルコール消費量は年齢とともに確実に減る。人口減と、高齢化でどんだけ、何をしようとも、日本の需要は増えない。

 では、供給を減らすことを考えれば?これもかなり難しい。一つはグローバル化が進んだおかげで、日常品、食料品は輸入が増えている。頭のてっぺんからつま先まで、被っている物、着ている物、履いている物見てもらいたい。日本で造られているものがどれだけあるか?ほとんどは発展途上国と呼ばれる国で造られている。最近では、軍手などはミュアンマーかバングラデシュでの生産となっている。これだけグローバル化が進むと、物の供給が減ると言うことは困難。

 で、需要を増やそうと思うと、この円高の中、海外に需要を求めなければならない。そして、供給を減らそうとしても、日本の判断ではいかんともし難い。それこそ鎖国でもすれば?供給は劇的に減るが、需要は増えないし、食糧難が待ち受けている。八方ふさがりであるのは確か。

 デフレ脱却のだめに金利を上げると、巨大な財政赤字の金利負担が増えて、国家破綻が早くなる。金利は容易にあげれないのが現在。

 結論として、デフレは早期には収まりそうもないと言うのが現実。日本のマスコミはこの事実をどうして報道しないのか?不思議だ。報道しない理由を探りたくなる。

 で、政局の運営は?八方ふさがりの中、どうするの?

 これについて、やはり考えなければ。

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投稿: 田栗満 | 2010年8月17日 (火) 12時37分

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