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化石燃料使用を減らす技術 その14

 電気を通すと、冷却(吸熱)する素子=ペルチェ素子 がある。おもちゃの冷蔵庫(缶コーヒーを4つ程入れて、冷却と加熱(暖め)が可能なもの)はこのペルチェ素子を使ったものが多い。

 これとは反対に、表と裏で温度差が生じた場合に発電する素子=ゼーベック素子もある。エンジンなどの内燃機関はその爆発力で運動エネルギーを得るが、その時発生する熱は捨てることとなる。そこで、その熱を何とか有効利用できないか?といった時に考え出されたのがゼーベック素子である。温度差が生じる所で電気を発電できるので、ある種お手軽だが、現在はまだ発電効率がいまいちである。

 ペルチェもゼーベックもセラミックス系素材であり、今後改良を加えて、伸びていくものと思われる。

 この他にも、電気抵抗がゼロになる超電導なども酸化物セラミックス系素材で発見されたりしている。超電導は電気抵抗がゼロなので、送電ロスが生じないなどのメリットがある。この他、MRI=核磁共鳴装置などにも超電導は使われている。また、超電導でコイルを作り、巨大な電気貯蔵を考えている大学の先生もいる。これなどは、まずは超電導ありきであり、現時点では極低温にすることで超電導を得られる。この極低音が非常にコスト高で、エネルギー効率が良いとは言えないが、常温超電導が可能になれば、夢は広がる。

 こういった素材系の技術は大変時間のかかる研究で、一朝一夕には出てこないが、日本が一歩リードしている分野ではある。期待したい。

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コメント

ぜひとも日本の技術で常温超電導実現してほしいですね^^
お邪魔しました。。

投稿: ばっきー | 2010年7月26日 (月) 15時17分

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