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日経イノベーションサミットの講演

 金曜日に日経イノベーションサミットの中での伊藤教授の公演を聞いてきた。経済学と言う立場から、グローバルな変化、日本の変化について色々聞かせていただいた。

 印象的な事項を何点か記録すると、、、、

 高齢化社会と言うのは、日本だけでなく、ヨーロッパ、北米も同様に高齢化している。そして、高齢化と言うのは、人類の歴史にない、初めての現象であるとのこと。

 生産人口(15歳~64歳まで)はこれから20年でおおよそ30%減る。80歳以上の人たちは毎日車に乗ってガソリンは消費しないだろう、まして毎晩ビールも飲まないだろう。日本の消費は確実に減る。

 これから成長するのはBRICsだけではない。アメリカは毎年300万人人口増加していく。アメリカもまた成長する国である。

 リーマン・ショックの起こった原因は、高齢化社会に向けて、年金という巨大なお金の行き先が作った現象。年金は、一つは株式などの投資、もう一つは不動産。一時的に経済は停滞したが、中国をはじめとした成長国は、成長し続ける。この流れは変わらない。

 示唆に富んだ話があった。かなり分かりやすく話していただいたので、理解できたし、かなり面白かった。東京と言う都市にいると、このような刺激的な講演を拝聴する機会がある。それはそれで魅力的なことだ。

 日本最大のセメントメーカーが大リストラを行っている。講演でもサラッと取り上げていたが、仕方のない現象である。変わるときには、必ず痛みが伴う。それで思い出すのが、一時帰休=雇用助成金のこと。雇用助成金で生き残っている会社に将来はあるのだろうか?2008年にリーマン・ショックが起こり、はや2年になろうとしている。この制度は、変化に対しての足かせになっている可能性はないだろうか?日本の経済構造の変化を止めるブレーキになってはいないだろうか?

 個別企業にみると、助かる制度だが、変革を遅らせている可能性は?インターネットが発達する事で、アスクルだとか、MONO太郎だとかが新たに勃興している。その中で、旧態然としたビジネスにしがみつこうとする会社、変われない会社は、生きながらえていいものだろうか?そんな事を考えている。そろそろ、エコカー補助も無くなる事だから、雇用助成金も考え直す時期かもしれない。

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