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技術は面白い

 プライベート展示会に行ってきた。日立産機システム関連の工場内でのプライベート展示会。これは一般人も入れるのだが、まあ、業界人でないと開催自身を知る機会は無いだろうと思われる展示会。

 産業用モーターで実に面白い技術があった。当然ここでは詳しく語れないが、モーターサイズを半分以下にでき、さらに希少元素であるネオジを使わない技術。さらに焼結金属で渦電流の発生を抑える技術。目からの鱗の技術。モーターだけでなく色々な分野に使えそうである。

 原材料系で日本は突出しており、その原材料系技術とその応用で生き残りをかけるべきだとは前々から思っていたが、思いが一緒の人はどの分野にもいるものである。

 原材料系を押さえればそう簡単には真似されない。真似されにくい技術と言うのはこれからの日本には大切なことである。

 山形大学の城戸先生のブログから、

コンサルティング会社さんは有機ELディスプレイの今後の展望を聞かれたので、日本勢はダメです、お金も根性もありません、サムスンが大きな投資をした今となっては、もうついていけませんし、ついて行こうとする会社もないでしょう、それにDRAM、液晶、有機ELで繰り返される最先端技術を日本で実用化までもっていったのにすぐさま産業化で韓国、台湾にやられるという構図は、LEDでも繰り返しますし、太陽電池でも起こります。
すなわち、この国は政府に産業を支援する仕組みができてませんし、既存の大企業のサラリーマン社長にはエルピーダの坂本社長のようなガッツはないんです。だから、ベンチャーを育てる仕組みをまず作って、未来の松下やソニーを生み出す努力をしなければ、絶滅寸前のマンモスのような大企業に頼っていると、日本は沈みます。
確実に。

 城戸先生も同じ危機意識を持っている。日本は先端技術を開発してキャッチアップされて落ちて行くことを繰り返し、繰り返し行ってきた。それは国家としての戦略が無いために、あるいはソニーや東芝、日立、三菱などのマンモス企業力に頼って来たために、その必要が無かったのか?

 まあ無能と不要は紙一重。それを議論するのではなく、前向きに。楽観できる状況でないのは城戸先生のブログだけでなく、日々感じる事であるが、、、、。

 まあ、日本の心配をする前に、自分の心配もしないと、、、、、。これを言いだすと愚痴になるしな~~。なかなか、思うようにはいかない。

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