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経済産業省のビジョン?

日経新聞記事から;

ビジョン案は、日本経済の行き詰まりに強い危機感を表明。このままでは企業の海外シフトは一段と進みかねないとし、インフラ輸出や環境・エネルギー、医療・介護・健康、文化(ファッションやコンテンツなど)、先端分野(ロボットや宇宙)の5分野での市場創出を訴えた。

 日本の航空技術はなかなか厳しい。特に宇宙関連はアメリカが先行しているのは言うまでもないが、それ以上に軍事力としての優位性と考えれば、あの手この手で押えにかかるのは目に見えている。なかなか難しい。

 インフラ技術とは?原子力発電所、水関連技術、車輛生産&運営技術。何かチョット違うような気がするのだが、、、、、、。と、言うのは先端技術であるDRAM、システムLSI、LED、有機EL、液晶技術、二次バッテリー(リチュウムイオン電池)技術などはどう考えているのか?これに対するビジョンは?半導体分野など、、、、、、、。韓国、台湾からの猛烈な追い上げに対しては、見て見ぬふりか?

 相手は国家をあげて日本を参考に、目標に迫ってくるのに、一民間では勝てっこない。サムソンの投資額は2.1兆円と言われている。

【ソウル17日聯合ニュース】サムスン電子がことし、過去最大規模の26兆ウォン(約2兆750億円)を施設(半導体・液晶パネル)とR&D(研究開発)分野に投資する。攻撃経営に拍車をかける構えだ。
 サムスン電子は17日、京畿道の半導体事業場・華城キャンパスで李健熙(イ・ゴンヒ)会長も出席するなか、メモリー半導体第16ラインの起工式を非公式で開催した。式後に、半導体施設11兆ウォン、液晶パネル施設5兆ウォン、R&D8兆ウォンなど、総額26兆ウォンとすることしの投資計画を発表した。サムスン電子の年間投資規模としては、過去最大となる。
 同社によると、李会長は「世界経済は不確実で経営環境の変化も深まると予想されるが、そうした時期に投資と人材採用を増やしグローバル事業機会を先占してこそ、グループに成長の機会が訪れ、韓国経済も成長する」と述べ、思い切った投資の拡大を強調した。
 サムスン電子は、グローバルIT(情報技術)市場の主導権と成長エンジン確保に向け、半導体第15、16ラインと液晶パネル第8世代の増設と新規ライン投資に集中し、メモリー半導体分野のリーダーシップを確実なものにする計画だ。これを通じ、半導体部門3000人、液晶パネル部門4000人を含め、ことし1万人以上の新規雇用を創出する考え。
 今回の投資決定により、次世代メモリー製品の生産に向け第16ライン新規建設、30ナノクラス工程DRAM量産に向けた第15ラインの増設を行う。メモリー半導体部門の投資は、当初計画の5兆5000億ウォンから9兆ウォン台まで拡大する。
 第16ラインは、48万坪規模の華城キャンパスのうち、現在稼動中の31万坪を除く17万坪に建設される。2011年から本格稼動し、12インチウエハー月20万枚以上を生産する予定だ。同ラインには、完工までに総額12兆ウォンが投じられる。サムスン電子の半導体新規ライン建設は、2005年の第15ライン建設以来、5年ぶりとなる。
 サムスン電子は、第16ラインの新設でメモリー半導体分野でのリーダーシップを固めるとともに、第15ラインを増設し、年内に30ナノクラスDRAM生産比率を10%以上に上げ、低電力高性能DRAM市場の需要拡大にも対応していく考えだ。
 また、システムLSI部門でも、45ナノクラス以下工程適用のモバイル、デジタルテレビなどSOC事業、ファウンドリー事業の強化に向け、2兆ウォン台の投資を進めることにした。
 あわせて、2011年以降の大型液晶テレビ用パネルの需要増加に備え、2兆5000億ウォンを投じ、基板ベース月産7万枚規模の第8世代液晶パネル新規ライン(第8-2 2段階)を、忠清南道・牙山の湯井事業場に建設する。これでサムスン電子は4つの第8世代ラインを確保することになり、液晶パネル部門のことしの投資規模は総額5兆ウォンに拡大する。
 一方、サムスン電子とは別途に、サムスンモバイルディスプレーは、湯井に位置するディスプレー生産団地に2012年までに2兆5000億ウォンを投じ、世界最大規模のアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)製造ラインを建設する計画だ。
 同社はこれで、第5.5世代(1300×1500ミリ)AMOLED基板ベースで月産7万枚の量産体制を構築することになる。AMOLEDテレビ用パネルの生産も可能になり、AMOLED大型化の足がかりを築く見通しだ。

サムソンの売り上げは、

【ソウル29日聯合ニュース】サムスン電子は29日、海外も合わせた昨年の連結決算で、売上高が136兆2900億ウォン(約10兆5933億円)、営業利益は10兆9200億ウォンを記録したと明らかにした。売上高は前年の121兆2900億ウォンと比べ15.1%増加し、過去最大となった。営業利益は前年の6兆300億ウォンから91.2%増。

 売上10兆円で投資が2.1兆円というのは、どこからお金が集まるのか?自転車操業どころの話ではない。これは国家をあげて投資を推進している。一企業にこれほど肩入れするのはいかがとは思うのだが、経済規模の小さな国家の戦略としてはこれまで成功している。

 営業利益の二倍以上を投資して、どう経営できるのか?トヨタもソニーも、一般企業は真似できない仕組みである。

 こんな会社を相手に戦う日本企業(例えばエルピーダ、東芝、シャープ、IPS-α)などは、経済産業省のビジョンからは外れている。経済産業省の考えは少しズレテいると思うのだが、、、、、、、。

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