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布石

 布石を打つと言うのは大切なことで、やりたいこと、やらなければならないことなどの為に布石を打っておくことは、仕事だけでなく、趣味の世界でも大切なこと。

 日本の歴史をひも解いても、世界史をひも解いてもおなじような戦略的布石というのがあります。なかなか世界史や日本史と言う歴史授業では教えてくれない話ですが、、、、、。どうして、そのような布石の歴史を教えないかと言うと、説が色々あり、確定的でないからなのでしょうが、それを教えない分、歴史は面白くなくなっていますよね。

 さて、何が言いたいかと言うと、現在の政治劇はその布石の事象が起こっていると思われます。小泉政権がアメリカの布石で、アメリカの意向が色濃かったように、鳩山政権はアメリカからの離脱という事を目的として向かっていたが、そう簡単ではなかった。この世界的な潮流(アメリカの凋落)から日本は距離を置くための政治を行わないといけない。で、あればそれを行うにはどうしないといけないのか?

 鳩山元首相が打った手、小沢元幹事長が打った手、それぞれあります。鳩山さんも小沢さんも、ましてや現首相となった菅さんもその流れは十分承知で、今回の辞任劇、普天間基地の問題、ダムの問題、公共事業、仕分け、等々を行って来たのではないでしょうか?そう簡単にアメリカとの距離が取れる分けは無い。十分承知していたと思いますよ。

 歴史に正解は無いのですが、反小沢勢力と親小沢勢力などといった図式でマスコミは語りますが、現在の世界の経済の不安定さはアメリカ強欲資本主義が招いた結果であると言う認識に立てば、それからの距離をどのように取るかが、鍵となる。で、アメリカとの距離を取ろうと露骨にすれば強い内外の反発が起こる。特にアメリカの軍事力は日本のマスコミも牛耳っている世界。そんな事を考えれば、鳩山+小沢で今回の政治劇を仕組んで、菅さんには始めから普天間基地問題とは距離を置いてもらい、その上で仕組んだと見るべき。

 日本のマスコミの馬鹿さ加減を逆手に取った政治劇であると言えるかもしれない。これで参院選での大敗は無くなった。少なくともネジレ国会と言った状況は回避できた。3年は安定して政治運営できるはず?

 それでも、まだスキャンダルをアメリカは仕掛けてくるだろうな、、、、、。まあ、菅首相はマスコミ受けもいいようなので、何とかなりそうだけど。

 日本と言う国の運営はそう簡単ではない。会社の経営は優秀な経営者の手腕=カリスマ性で変わるが、日本は民主国家。あくまで選挙で選ばれた人たちによって合議制で運営される。それだから、丁寧にそして理解を求め、効率が悪かろうが、それを踏襲するのが民主主義。他に方法はない。

 その事をよく分かっているのが「政治家 小沢」なのだろう。まずは選挙で勝たないと、やりたいこと、やらなければならないことも進まない、この民主主義のシステムに則って行うしかない。それは自分の政治生命を掛けてやっているんだと言う迫力が伝わってくる感じがするのですが、、、、。今回の政治劇も布石の一つであり、歴史の一コマだと思うのだが。買い被り過ぎだろうか?

 しばらく小沢氏もマスコミから追われなくて、叩かれなくてすむようだが。さて、日本の行く末はどうなりますかね?物作り立国として、どう布石を打っていくか?役人・官僚には任せておけないとは思うが、政治家は技術に疎い人が多いから、、、、、。さて、さて。

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