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景気考察2

 日本の景気、まばら状態。日本は人口1億2700万人の国であり、非常に幅の広い産業で成り立っている。あまり表だってやっていないのが、軍需産業。それ以外は世界と伍している。まあ、コスト的にはどうかは別にして、衰退傾向にある農業も技術的には世界のトップクラスである。

 そんな日本の景気はバラツキが大きい。工業分野で調子が悪いところ好いところの格差が開いている。好調なのは先日も書いた電子デバイス業界。不調なのが車業界。そして、何とも表現が難しのが半導体と液晶。鉄鋼はかなり厳しい、非鉄は銅の値上がりだとかで、かなり良くなってきているらしい。

 銅の値段は、リーマンショック前=900円/Kgぐらいだったのが、リーマンショック後に300円台/Kgまで下がり、最近は800円/Kgまで回復してきた。銅の値段が上がれば非鉄業界は良くなるのであるが、、、、日本の非鉄業界も日本だけの商売では無くなった現実がある。

 鉄鋼業界は車が減産、新規公共事業も減、民間建築も減の状況から悪い。土建業界はとても悪い、と言うより借金ずけの公共事業に頼っていたこれまでが異常であっただけの話であるが、、、、、、、。

 私が30代半ばの時分の話であるが、「こんなに景気が悪いと戦争でも起こらないと景気は回復しない、戦争でも始めませんかね?」という趣旨の事をのたまわった大手商社の人がいた。ホント人間は自分の不幸でなく人の不幸が自分の幸福に繋がるのであれば平気でそんな事を言うし、考える生き物なのだと感心したことがある。その時は「なんてひどい事を言うひとだろう」と感じたが、この歳になると、世の中にはそんな事を平気な連中のなんと多いことよ、とある程度存在を認める自分がいる。

 オット、景気の話。日本全体では景気回復はマダマダといった感じである。その証拠が新卒採用、新卒就職状況が物語っているのではないだろうか?少子化で労働力の減少が生産力の減少に繋がり、ひいては国力、収入の減少に繋がると言う現象である。そのキーになる新卒採用がこれほどまで落ち込むのは、就職氷河期とは違った様相である。(就職氷河期との比較はまた別の機会に)

 後5年以内に団塊の世代が65歳を迎える。それを見越した採用ができる会社が少ない、余裕のある会社がいかに少ないかと言う現実を物語っている。特に生産を生業としているメーカーに先行きの見通しが立たない現実がある。

 この新卒採用状況から判断して、日本の景気は回復したとは言えないと、言うのが私の結論。ホント先の見通しが立たない。

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