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化石燃料使用を減らす技術その3

 リチュウムイオン電池を見てきたが、まだ成熟しているとは言いがたく、日々イノベーション(技術革新)で、どこが本命かは現時点では分からないが、素材系⇒負極材、正極材は日本でほぼ押さえている。つい最近であるが、酸化スズを使った正極材が理論値を超える結果を出せるという記事があったが(神戸大/岩手大)、どんどん性能は上がっており、どこが主流になるかは予想できない。予想できて、的中できれば「大金持ち」になり得るのかもしれないが、、、、、。

 バッテリーは自動車だけでなく、家庭にも普及しそうである。家庭用太陽電池で発電した電気をバッテリーに溜めて夜間でも自前で、と言う構想がアメリカで進んでいる。この家庭用バッテリーと自動車バッテリーの組み合わせも想定内だそうだ。
 欧米人はシステムを考えるのが得意。こんなシステマティックなものを構想するのは日本ではなさそうなのが残念。しかし、日本のバッテリー技術が役立はずである。

 バッテリーの次はモーターなどを動かし制御するデバイスについて。IGBT、GTO、サイリスターといった現在シリコン(Si)系デバイスがある。これは、交流電流を直流に変えたり(インバーター)、直流を任意の周波数の交流に変える(コンバーター)などの素子である。現在はSi系であるが、将来有望視されているのが炭化珪素(SiC)単結晶系である。いずれも、ほぼ日本の独断場。これらの技術はスマートグリッドに繋がる技術であり、注目されている。
 
 これらの電気回路の問題は、電圧が大きくなればなるほど熱の問題が大きくなる。いかに発熱を抑えるか、いかに発熱した熱を逃がすか、いかに熱を遮断して守るか?こういった熱の問題が大きなビジネスになりそうである。

 以前、フロンガスを使わないで断熱材を作らなければならないと言う時代があった。そのときに出てきたのが真空断熱材。現在の冷蔵庫は真空断熱材が多用されて、コンパクト、高断熱性で、消費エネルギーも少なくてすむようになっている。ひとえに真空断熱材のおかげで、値段も安価になっている。詳しく知りたい人はネットで 
http://panasonic.co.jp/ism/vacuum/ 旧松下電器のブログをご覧ください。熱いイノベーションの話があります。

いずれにしても、Power系の電気回路は熱との戦い。いかに熱を出さなくするか(効率の向上)、出た熱をいかに逃がすか?そして、出た熱を遮断するか?この3点が大きなイノベーション課題であると言える。

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