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ピークアウト GDP3

 日本のGDPはピークアウトした。その理由の主たるものは人口減少と高齢化と少子化。労働人口が減ることは労働力が減ること。つまり稼ぎ手が減るということ。これはここまで見てきた。

 では、それは果たして日本の一人当たりのGDPにどう影響するのか?実に単純で、働く人が減り、働かない人が増え、全体での人口も減れば、自ずと回答は出る。つまり、このまま普通に進んでいけば、日本の一人当たりGDPは確実に減る。
 オーストラリア(13位)だとかカナダが意外(18位)と一人当たりのGDPが高い理由は、資源国であり、工業国であるから。また、ニュージーランド(28位)も健闘しているのは、少子高齢化社会ではないく、若い人が意欲的に農業に取り組んでいる為であろう。

 世界的に見て、日本が23位と言う地位にいるのは、一般的に勤勉で、治安が良く、教育意欲が高い為だと言われている。そう、勉強がある程度できることがもの造り立国の条件である。

 先日、あるメーカーの生産技術者と話していて、中国では生産技術は人気が全くないとのこと。設計などのオフィスワークは格好がいいらしいが、現場で働くことをいとわない生産技術は格好が悪いだけでなく、責任は重く、さらに生産コストに跳ね返るので報酬は引くい。その上、現場と生産計画の板ばさみになることが多く、徹夜も辞さない覚悟でないとなかなか勤まらない。そんな職種は中国では人気がない。これは中国だけでなく、現代の日本の理系離れの傾向を論じるまでもなく、日本の若い人にも言える。

 地味に生産技術を磨いて、世界と戦うもの造り立国を目指すべきであったのが、、、、、、。お金を商品として扱う銀行、証券、生保、損保、商社勤務者が報酬が高く、メーカーは低い現実から、やはり報酬が低く抑えられるメーカーに良い人材は集まりにくくなっている。と、なると日本の一人当たりのGDP下落は加速が付く格好となる。将来明るさが足らない現実に突き当たる。

 個別に見れば、伸びる分野、伸びる世界があるのだが、、、、、、事、もの造りになると、すぐ賃金の安い国への移転が言われる。それでいて、泥臭い生産技術などは嫌われる。これえでは、なかなか厳しいのはいあかんともしがたい。どこに解決策があるのか?難しいところである。やはり、国家100年の計で、教育から見直さないと、、、、、。

 はてはて、なかなか難しい。

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