« ピークアウト GDP3 | トップページ | 掃除 »

ピークアウト GDP4

 1990年代 バブル崩壊して日本は不況であえいでいた時に、アメリカから強行に押し付けられたのが「内需拡大」である。不況であえいでいる日本が輸出攻勢で出口戦略を行うことに危惧したと言うのが本当のところであるが、、、、、。そんな日本は政府主導の内需拡大に乗り出すのだが、例によって内需拡大 イコール 公共事業 イコール 箱物。高速道路、国道、県道の建設、県庁、市庁などの立替。サッカー場、劇場、ホールの建設。おかげで、建設業者は生き延びることができたが、日本国債の借金は膨らんでいった。そもそも、内需拡大で行った箱物建設は日本の為にはなってなかったと言うのが現在の結論。

 韓国も「アジアショック」と呼ばれる通貨危機を経て、韓国国内産業育成に力を入れた。そのおかげがあり、サムソン、LG、ハイニックス、現代といった世界で優良企業が誕生した。その間、日本は箱物にお金を使い、産業育成を怠りり、教育や子育てにお金を使わないでいた為に、先端技術分野でカゲリが出てきている。日本の先端産業、半導体、液晶、LED、有機EL、燃料電池、太陽電池などすべて日本のメーカーが頑張ったが、国を挙げて奨励されたら負けてしまった。太陽電池がいい例で、ドイツやスペインは太陽電池導入インセンティブを法令で作って国を挙げて奨励した結果、3年で日本を抜き去った。日本のシャープも京セラも三洋電機も日本国内の導入補助金が無くなったとたん成長が止まった。これも日本人が選んだ政治家が決めた道。ある種自己責任であると言える。

 GDPに話を戻そう。国内需要拡大が望めない。ここまで見てきたように、内需は縮小傾向にある。人口が減り、高齢化する状態で、どうやって内需が拡大できるものか。で、あればGDPの成長は今後望めない。今後、指標として考えないといけないのが、先にあげた一人当たりのGDPである。GDPの見方も考え直さなければ。

 内需拡大が望めない状態で、どうするのか?一つの道は外国から移民を受け入れる。そすれば、人口減少を抑えて、労働力確保もあり得る。ダイバシティー 多様性 である。選択として、真剣に考えるべきである。その顕著な分野が介護分野である。インドネシアからの研修生を受け入れて、日本語=漢字の難しいテストを受けさせる。実にバカな話である。日本語の読み書きができる者を求めているのか、介護者を求めているのか?役人がやるとこうなるという典型である。

 次の手としては輸出を振興することである。しかし、全体としては輸出は減らざる得ない。なぜならば、絶対的な労働力が不足するから。しかし、それでも化石燃料代替エネルギー産業を世界に先駆けて振興すれば付加価値の点からも世界の為にも有意義ではあるのだが。

 役人は天下りばからりを考えて、とても意義ある振興をする事を考える環境になり。やはり政治主導でないと改革できないのは確かであるが、、、、、、。いままで築いた役人の壁はそう簡単に壊せないのも事実。暖かい目で民主党を見るべきだとは思うのだが、、、、。

  いずれにしても、GDPの成長神話は崩壊した現在、日本全体が伸びて幸せになるのは望めない。個人のスキルレベルを上げて、生き残りを掛けて生きていくしか手はなさそうである。
 
 シリーズ 人口、石油、GDPのピークアウトは一応終了。次回からは温暖化や化石燃料代替エネルギー技術、省エネ技術などについて、考えてみたい。

|

« ピークアウト GDP3 | トップページ | 掃除 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519197/47988858

この記事へのトラックバック一覧です: ピークアウト GDP4:

« ピークアウト GDP3 | トップページ | 掃除 »