« トヨタには頑張ってもらいたい | トップページ | 九州から帰って来ました »

ピークアウト 人口減少1

65歳以上のその国の人口に占める割合が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と言う定義がある。日本は2007年から21%を超えて、超高齢社会となっている。
 次に少子化。出生率とは一人の女性が人生の中で出産する人数平均を指し、現在1.37(2008年)。当たり前のことだが、出産は女性にしかできない。だから2.0%を下回ることで、最終的には人口は減る。1.37と言う数字はかなり深刻な数字である。ただ、人口減少が目立たないのは医療の進歩で寿命が延びている。。
 さて、少子高齢化が言われて長い。少子高齢化の原因が何であったのか?それが政治の無策であったのは間違いないが、それだけでもない。女性の社会参加機会の増加、結婚年齢の上昇、ストレス社会、子供を育てる環境が悪い=保育園の不足、若者の収入が低い=世代搾取など、などなど色々な原因がある。

 ここでは、超高齢社会では何が起こるのか?そして、少子化が続くことで、何が起こるのか?を考え、次に超高齢社会になった原因、少子化の原因について考えてみる。最終的には対策まで考えたいのだが、これは余りに深く、提言をするだけでも困難であることが予想されるの、どうなるのやら。

 2008年から日本人口が減り始めている。20万人/年程度。20万人以上の外国人が日本に流入しており、日本に住む人は増えているので、目だった社会現象はまだない。
 ついこの間の話であるが、高度成長期というものがあった。これは、経済バブルとは違い、人口が増えることで実需要が増えて、生産量が増えて、そして輸出が伸びた。日本のGDP(この間まではGNPと言っていたが、最近ではGDPを使うのが主流)は1967年に世界第二位に躍り出た。経済成長率も二桁を続け、今風に言えば「イケイケドンドン」でった。
 これは人口増加が大きな原因であり、団塊の世代とそれに続く団塊の世代ジュニアまでが日本の高経済成率時代と言える。つまり、経済成長には人口の増加=需要の増加が大きなファクターである。

さて、団塊の世代とは?
 団塊の世代とは1947年~49年に生まれた人たちを指し、戦後第一次ベビーブーム世代。
団塊の世代ジュニアとは?
日本において、1971年から1974年までのベビーブームに生まれた世代。1970年生まれが含まれる場合もある。第二次ベビーブーム世代とも呼ばれる。

さらに、高齢化社会、高齢社会、超高齢社会とは?
高齢化社会という用語は、1956年(昭和31年)の国際連合の報告書において、当時の欧米先進国の水準を基に、7%以上を「高齢化した (aged)」人口と呼んでいたことに由来するのではないかとされているが、必ずしも定かではない。一般的には、高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める割合)によって以下のように分類される。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E9%AB%98%E9%BD%A2%E7%A4%BE%E4%BC%9A
高齢化社会 高齢化率7%~14%
高齢社会 同14%~21%
超高齢社会 同21%~
日本は1970年(昭和45年)に高齢化社会に、1994年(平成6年)に高齢社会になり、2007年(平成19年)には超高齢社会となった。

 超高齢社会に突入して、人口が減り、需要が減る。これは日本の定年を65歳以上と法で定めたことで、需要はまだ極端には減っていないが、団塊の世代が退職することで、都会の満員電車が軽減されると言われるように、色々な需要が減っていくのがこれからの日本の社会である。
 まして最近では「省エネ、エコ」と言う概念で「消費は美徳」から「節約は美徳」となり、社会全体では縮小減少が起こっている。これが見え難いのは、人口減少が極端に進んでいるいない⇒ソフトランディングであること。そして、団塊の世代が得ている所得が大きく、それが若い世代の雇用を奪い、世代搾取を「無意識」に生んでいるという事実。特に、この世代搾取に関しては別テーマで取り扱いたい。
 
 次からは、社会現象として、少子高齢化を見ていくこととする。

|

« トヨタには頑張ってもらいたい | トップページ | 九州から帰って来ました »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519197/47658056

この記事へのトラックバック一覧です: ピークアウト 人口減少1:

« トヨタには頑張ってもらいたい | トップページ | 九州から帰って来ました »