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日の丸半導体

 日の丸半導体もやっと新たな投資が動き出したようである。エルピーダ、マイクロン、ルネサス。東芝は先々週に新聞で四日市の拡大を表明していた。何とも大変である。

 ホント待ちに待った感じではあるが、果たしてうまく行くのかも不安。日本の金融はかなりの部分アメリカナイズされており、アメリカコケタラ皆コケルではないが、かなり不安定。そんな中で、融資に頼る部分が大きな日本の製造業は、お金の集め方があまり上手くない。それは、それで危機管理、内部保留の確保含めて大切なことだが、相手が韓国メーカーである場合はそんな事も言っていられない状況も確か。

 日本の巨大な預貯金の運用先に日本国債があり、一部アメリカ国債があるのは知る人ぞ知る話であるが、日の丸ベンチャーキャピタルだとか日の丸ファンドといった方向性はほとんどない。ハイリスクハイリターンの運用が得意ではない。欧米ファンドに貢ぐのが関の山。現在、金融評論家で名を売っている人々は、ほとんどが外資系出身。その欧米のやり方が上手いのか、あるいはルールを決める連中が強いのか。とにかく、日本はルールの中で何とかやろうとするが、欧米のやり方は、ルールを変えれば勝てるなら、ルールを変えましょうと言うもの。ノルディック競技もそうだったし、F1もまさにその通り。

 と、言うことで日の丸半導体の先を占いたいところだが、こればっかりはできない。現在の状況は大変忙しく生産している状況だが、この先新たなイノベーションで韓国、台湾勢に勝ることができるのか?これはホント難しい。楽観できないのがホントである。

 人は現実を見つめるのではなく、見たい将来=甘い予測を見る傾向にある。それを戒める自分がいるが、なかなか難しい。悲観論ばかり言っていても面白くないし、だからと言って楽観論ばかり述べるのは主義=美意識に反する。ある種、ジレンマである。

 とは言え、日の丸半導体の投資が動き出したことに純粋に喜びたい。忙しく生産するだけでは将来は無いのは誰しも思うところ。さて、頑張って盛り上げていきたいものである。

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