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2010年1月

ちょっと露骨すぎない?

 最近の事件;

 小沢幹事長問題、トヨタのリコール問題、台湾武器売却問題、ロシア日本漁船銃撃。

 ロシアの背景は読めないが、それ以外はアメリカの強い意向。日本のマスコミも検察もアメリカ意向でここまで露骨にできるのか?といったやり方。さらにはトヨタ。リコール問題と小沢資金問題のよく似ていること。どこが、どうだとは言わないが。

 台湾への武器売却はこのタイミングで、何があるのか?単なる外貨稼ぎではないと思うのだが。中国へのけん制時期としてはやはり上海万博前が、やりやすいのか?

 小沢幹事長の資金迂回だとか秘書の発言だとか、すべて検察からの一方的な情報リーク。はたしてリークされた内容が真実か否かすら我々市井の民には分からない。新聞はリークされた情報をただただ流すだけ。参議院選挙の前哨戦とは思えない深い計画がアメリカにはあるのだろう。

 先日、オバマ大統領が経済的な競争相手として中国、インド、ドイツなどを名指しで挙げていたようだが、日本の名前が挙がらなかったと言って残念がっていた新聞があるが、属国としては競合相手ではないのは明らかなのに。

 液晶や半導体の輸出攻勢に対しては、北朝鮮防衛という名目の元、パトリオットなどの高価な役立たずの兵器を高い値段で買わすことで、バランスを取るからいいと考えている節がある。これは普天間基地移転も同列か?

 昔は目に見えないところで行われていた事が、衆目の面前で行われる。これはやはりアメリカの焦り?国力の低下がそうさせるのか?素人目にも露骨過ぎない?と思ってしまう。

 まあ、同じようにLEDや半導体などので先端技術流出も誰かが大きな絵を描いているのだろうけど、、、、、。シナリオプランを創るのが得意なのだろう、アングロサクソンは。日本人にはとても真似できない。

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エネルギーⅤ

 化石エネルギーには石油、石炭、天然ガスがある。これらは太古の昔に栄えた植物の化石である。この化石エネルギーの中で石油の使い勝手がとても良かった。石炭は固体でガスは気体。扱いやすいのは液体。この液体の化石エネルギーは20世紀の繁栄に寄与したことは誰しも認めること。Banner_23_8

 さて、石油=原油はピークアウトしたと以前述べたが、これからピークアウトした石油は高騰して、使用量を抑制していく。石油が高騰することでどんな事が起こるかは別の機会に譲るとして、ピークアウトした石油高騰で代替エネルギー開発は進む。これはこれまで余りに石油が安価であった為に進まなかった。なんせ、コンビニで売っている水より安価である。現在120円/l程度のガソリンレギュラー価格である。コンビニの500ml水は100円程度。1リットルだと200円。ガソリンの方が安価。水より安いガソリン。

 これがもう少し高くなると代替エネルギーや省エネが進むのだが。1バレル$70~$80程度で現在推移している。一番高かった時は$140超え。多分、10年後には$200は超えている。(根拠のない直感的な感じでは$400ぐらいにはなりそう)そうなれば、代替エネルギーとしてまずは天然ガス。そして省エネ技術。再生可能エネルギーも有望視される。これはひとえに経済原理。再生可能エネルギーが石油由来のエネルギーより安価になる為に伸びる。

 そこには当然イノベーションもある。このイノベーションが起こる素地こそ、原油高騰である。新たなビジネスが起こる可能性が高い。

 無機系非Si系太陽電池の投資がやっと加速しそうである。イノベーションである閾値を超えたようで、これから投資が加速されそうである。確かに太陽電池は現在のエネルギー総量の10%行けばいい方だろうが、それでも素晴らしい事である。

 現在の再生可能エネルギーだけで現在消費されているエネルギーを支えるのは難しそうである。手っ取り早いのは原子力発電であり、原発への投資はすごいスピードで進んでいるのは確かである。これは良いも悪いもなく、進んでいる。現状肯定して認めていくしかない。化石燃料ではないが、ウランも有限資源のひとつである。その有限性を無限性に変えるのは高速増殖炉もんじゅの技術であるが、これの実用化は楽観できない。危険とか制御に問題とかいう前に、人為的な要素が多すぎる。お金も沢山かかるが、それ以上にしがらみが多く、純粋な経済原理から逸脱しているように見える。100年内に何とかなるかは、、、、ちょっと疑問。

 まあ、あまり勉強していない事に言及しても仕方がないので、原発に関してはこれぐらいにして、、、、、(ある種情報が少ないので、欲求不満であはあるが。)

 再生可能エネルギーの他に、注目されていたのが水素社会の実現。これは燃料電池を含めた話。次回、燃料電池を見てみたい。

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花の金曜日

 昨日は花の金曜日で、付き合いのある社長さんと銀座でご飯をご一緒に。飛び込みで沖縄料理をいただきました。

P1290093_2 パパイヤが本日はあるとかで、写真左側の炒め物で作ってくれました。これが旨い。ゴーヤーチャンプルも旨いのだが、パパイヤ最高である。ちなみに、豆腐も沖縄豆腐と言うことで日頃食べ慣れている木綿をもっと硬くした感じの豆腐で、これも美味。沖縄料理はなかなかいけます。焼酎と相性がいいのには驚き。

 銀座は人混みでごった返していました。さすが東京、大都会。それでも不景気らしいのですが、地方都市と基準が違いすぎるのでは?それとも家賃が高くて、もともとの水準が違うのかも。

 銀座にも結構面白い店があり、日頃面倒で職場の近くで、飲みに行くのは済ますのだけれども、これではいけない。やはり銀座まで出てぶらつくと、世界が違う。たまには銀ブラしなと。どんどんオジサン化して外に対する興味=好奇心が減るのが老化の最初だそうで、毎度の風景より、違った風景で好奇心を喚起したいものである。

 それにしても、綺麗なお姉さん方が闊歩しているな。

 

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出張と移動時間

 新幹線を使って、東京から関西、関西から九州まで途中下車しながら出張して来た。帰りは飛行機で1.5時間で羽田まで帰ってきたが、新幹線の旅はちょっと疲れる。特に鉄チャンではないので、のる楽しみは少ない。また、こだましか止まらない駅から駅への移動など、実に時間がかかる。

 こだまの乗り心地が悪いなどといったことは無いのだが、こだま⇒ひかり⇒こだまなど乗換、乗り換えで落ち着いて本を読む、PCを開いて仕事をするなどできない。実に不合理。

 これが、東京⇒名古屋、東京⇒大阪、大阪⇒博多のような大都市から大都市であればまだいいのかもしれないが。何だか地方小規模都市にとっては余り効率のいい交通手段ではなくなったのかも?

 それでも新幹線が走ることのメリットはあるのだろうが、、、、那須塩原など首都圏のベットタウンとして、かなり期待されていたが不景気の現在、不動産は活発ではない。最近でも新幹線通勤はあるのだろうが、、、、、、これも確かに会社持ちの通勤費が出るから可能であり、これが個人負担だと、あり得ないと思うのだが。

 会社持ちの通勤費を出してくれるのは、幹部職の人たちで、一般勤労者がそんなことをし始めると、、、、会社は持たない。それでなくとも経費節減、コストダウンが企業生き残りの重要な課題である。

 そもそもそんなに沢山の移動距離を毎日続けるのはいかがなものかと?思うのだが、、、、。

 JRによると不景気で、乗車率が1%程度低下を見込むそうだが、その程度で済むのかな?新幹線はそれほど乗らないので、実感がないが、飛行機は明らかに乗車率は下がっている実感がある。

 不景気だと民間企業は真っ先に交際費、旅費などの経費節減を行う。飛行機は顕著。特に海外出張は減っているのではないか?

 その辺りの統計、数字が見てみたいが。

 そんな事を考えながら、新幹線に乗っていた先週である。

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エネルギーⅣ

省エネの技術は本論とは横道に逸れている。軌道修正。

 石油が油田発見がピークになり、使用量が発展途上国で増えている。需要と供給のバランスが、これまで供給過多であった為に、安価な石油製品を手にすることができた。これからは需要が供給を上回り、価格が徐々に上がっていく。これは一時の原油先物での高騰とは違い、グラフ的にはギザギザを刻みながら、次第に右肩上がりの価格上昇となるのはある種、常識的なことかもしれない。

 さて、石油価格が上昇すると、日常の色々な物が値上がりする。石油製品が関与していない物など無いと言ってもいいかもしれない。ビニール袋であろうと、塗装であろうと鉄であろうと。

 これらの石油製品の中で一番使用量が多いのが、製品に使われるのではなく燃やしてエネルギーとして使用する用途が一番多い。このエネルギー用途の代替が何はともあれ代替が必要である。

 先にも書いたが石油代替エネルギーがここ10年の人類の課題である。モビリティー(移動とか交通流動)に関してはハイブリッド技術が過度期の技術としては有効であり、発電では原子力発電技術が有効であると言われている。そんな中で、マグネシウム技術など、いくつかの有効な技術が出てくると思われる。いずれにしても発展途上国の人口爆発、一人当たりの消費エネルギー増加に伴って、化石燃料使用は増える。

 需要が増えれば価格が上がる。化石燃料を使い切るのは、次世代に対する罪である。ここで化石燃料、石油を使わない技術をどれだけ発展させれるかが、10年の経済発展であるとも言える。化石燃料を使わない技術やそのマーケットのある種のバブルだと言える。しかし、この手のバブルは仕方がないとも言える。バブルで経済成長を成し遂げてきたのが人類。これが戦争と言うバブルでないから、よしとしなければ。

 戦争は究極のバブル。破壊して作り直すと言う、実に効率の悪いバブル。そんな方法を取らなくとも人類は先に進める、より良い社会を実現できるのではないかと思うのだが、、、、、。さて、どうなるか?

 省エネ技術と石油代替技術について、続けていきたい。

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エネルギーⅢ

 省エネ技術もエネルギー関連と言える。省エネ技術の中には地味なもの、派手な現代的なものなど色々。

 地味な技術でいえば、車輛=電車。最近、鉄チャンが流行りで鉄道関連の本が多くなってきた。ある意味望ましいことかも。鉄道の何が省エネかと言えば、、、、

 まずは、都市部の交通渋滞解消、自動車による大気汚染の軽減、移動にかかるエネルギーセーブがあげられる。東京みたいな人口の多い都市は世界に結構あるし、これからも増える。

 都市部の問題はインフラ整備不足から、慢性的な交通渋滞、さらには上海や北京を例に挙げるまでもなく、排ガスによる大気汚染は深刻な状況である。それを解消する手段として、地下鉄やトロリーバス、さらには長距離鉄道など。

 これらの鉄道=車輛では見えないところで結構イノベーションが起こっている。

 まずは電源系。交流の高圧電流を受電して、それを一旦直流に変換、そしてさらにその電流を交流三相電流に変換。周波数を変えることで、効率的な回転数を得る。さらに、モーターの大きさも小さくなる。これらの電源技術を支えているのが、日本の半導体技術。D-RAMだとかフラッシュメモリーだとかに目が行きがちであるが、地味なイノベーションが起こっている。

 この電源系半導体はSi単結晶基板がほとんどだが、これからはGaN系やSiC系などSiより変換効率がいいデバイスが開発されつつある。これらの単結晶技術は一般紙の記事には載らないが、世界的にも日本が最先端を走っている技術の一つである。電源系技術は何も車輛に限った話ではないが。横道である。

 車輛が省エネで走るには、ほかに軽量化がある。これも結構地味な努力で進められている。アルミニュウムの多用、車輛剛性の向上、さらには万が一事故が起きた時の安全性など。軽量化はそれこそ、モーターから、車体から、碍子からあらゆる物の軽量化が進んでいる。今後注目されるのは、マグネシウムかもしれない。

 鉄道インフラの整備は世界中で盛んになりつつある。特に発展途上国と言われる国は膨大な計画を持っている。これらの鉄道計画に乗っかれるように、日本のメーカーには頑張ってもらいたい。

 しかし、現実には世界には巨大な鉄道関連メーカーが存在して、日本はその点では遅れている。フランスなど大統領が営業マンになって売り込んでいる。日本は技術力は高いが、売り方などが世界的に遅れているし、JR依存体質から抜け出せない問題も抱えている。

 また、メーカーに取ってはジェネレーションギャップが生じる人員構成になっており、若い人の大量投入でも行わないと、世界と戦えない事実もある。現実はなかなか難しい。

 ボンバルディア、シーメンス、アムステル、GEといった巨大企業にどう立ち向かうのか?それにはまずは相手を知ることだろうが、、、、、そんなビジネス戦略を考えるには、日本の個別企業ビジネスサイズは小さすぎる。やはりM&Aで、まずは規模拡大が必要か?三菱、日立、東芝、東洋電機、富士電気、川崎重工などが1グループぐらいに統合しないと世界で戦うにはかなり厳しそうである。

 技術論から離れたが、技術論だけでは世界と戦えないのも事実。

 さて、時間切れ。続きは、またの機会に。

 

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世代搾取Ⅱ

 先日、とある中小企業の社長さんと話をしていたら、年寄が引退しないから若者の雇用が増えないとおっしゃりました。

 その社長さんは60歳を少し超えた方で、チョット変わった社長さんですが、まさにその通り。そうなんですね、新卒の採用が統計を取り出して以来、一番低いようです。失業率も気にはなりますが、新卒若手の就業も気になります。

 仕事が無いのは辛いと思う。取り敢えずは仕事で磨かれることが多いと思う。自分自身は周りの年上の人達から、かなり叱咤されて育った。さらにはある種搾取されたと言う思いもある。これはGive&Takeの話で、Take(与えられた)された思い出とGive(与えた=搾取された)思い出で考えれば、私自身の過去は結構バランスが良かったのではないかと思っているが、これからの人達は明らかにGive(与える=搾取される)事の方が多いのではないか?

 現在の60歳以上の人で、65歳前、そう団塊の世代になるが、その人達の定年が5年延びたおかげで、若者の就業機会が減っていると言う事実。これはどうしようもない事実である。

 世代搾取だよな、、、、、と思うのだが、就職で困っている若者達はこんな事考えないだろうし、そんな事考えても役に立たないの事実。どうしたものだろか?

 そうそう、その社長が言っていたのは、「すぐに65歳定年からさらに68歳定年まで延びるよう、見ててごらん。」と言っていた。年金問題が最大の焦点だろうが、そうなると、、、、。困りましたね。

 以前、西丸信哉氏「41歳寿命説」と言うのがあった。この本がどこかにいってしまい、行方不明になって内容の確認が取れないのだが、年金問題も寿命が縮むから問題にならないと書いてあったような、、、。しかし、現実は公的年金の不足がそこまで来ている。若者の就業問題とあわせて、ホントどうなるのだろう?

 世代格差などといった生易しいものではなく、世代搾取は現実に起きていて、それに気付かない若者は怒りのもって行き場もない。なかなか難しい。

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小沢幹事長関連

 検察がリークした情報をさも「スクープ記事」のように書きまくる新聞もキャンキャン吠えるテレビも何だかイヤになる。

 全部、検察リーク情報である。石川代議士逮捕だって、わざわざ特ダネ風に仕立て上げる検察の頭の良さは、、、、、恐怖を感じる。

 やはり小沢幹事長が普天間基地移設に関するコメントとして、

 民主党の小沢幹事長は、衆議院外務委員長の新党大地・鈴木代表と会談し、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題について、「沖縄県民の声を聞いて対応すべきだ」と述べたうえで今の日米合意にある、名護市辺野古のキャンプシュワブ沿岸への移設には否定的な考えを示しました。
この中で小沢幹事長は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題について、「普天間基地の危険を除去するために、沖縄県民の声をしっかり聞いて対応することが重要だ」と述べました。そのうえで、鈴木代表が、今の日米合意で名護市辺野古のキャンプシュワブ沿岸が移設先となっていることに対する考え方を聞いたのに対し、
小沢氏は「あの青い海を埋め立ててよいのか」と述べ
今の日米合意にある、名護市辺野古のキャンプシュワブ沿岸への移設には否定的な考えを示しました。

 これんなコトを表立って言うからアメリカが足元スクおうとして、石川代議士逮捕に出たのかも?石川代議士の前に小沢幹事長公設秘書の大久保氏逮捕だって検察は有罪に持ちこめないのではないと言われている(公判維持困難)。さらに石川代議士である。ホント日本のマスコミと検察は何がしたいのか?

 先にあげた小沢幹事長の発言記事もほとんどの新聞関連で消されている。マトモナ事をまとも言うとこうなるのだろうか?日本の社会は深い闇を抱えている。市井の民としては「サワラヌ神に祟り無し」であるが、それにしてもそれにしても。最近は納得いかない事が多い。

 繰り返しになるが、小沢幹事長を特別支持しているわけではない。日本のマスコミ報道が余りに偏っているので、情けなく思うのである。

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エネルギーⅡ

 マグネシウム文明論 矢部孝/山路達也 PHP新書

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 この発想と考え方、さらにイノベーション的要素は実に面白い。以前からマグネシウムに関しては違った意味で注目していた。

燃えやすい素材であるが、軽量、剛性(ヤング率)が高く電気導電性と熱伝導性に優れている。また熊本大学から新たなマグネシウム合金も発表されており、今後用途の広がりが期待されていた。そんな中でのエネルギーとしてノマグネシウム。さらにエネルギー平衡から考えてもポテンシャルは嘘ではない。後はどうやって注目を集めて広げるかだけれども、、、、、、。

 矢部先生が言うようにはなかなか。現在存在するエネルギー源には色々な利権、思惑が絡んでおり、まして温室効果ガスと言う利権を生み出そうとする魑魅魍魎が跋扈する世界。有効で正しいからと言って、これまでの利権などが、、、、、。しかし、こういた話がでるコト自身は大切なコトで、応援したい。さらに言えば、一枚噛みたいものである。

 ここでは、この本の書評はこれ以上行わない。ぜひ、興味のある方は読んでもらいたいし、エネルギー関連のエンジニアを目指す人達に、朗報となればいいと考える。

 LEDに関しての続報。サムソンはエクストロン(AIXTRON)へφ1mのMO-CVD装置を200台発注して、70台が2009年中に入ったと言う話を以前書いたが、ビーコ(Veeco)の現在の生産能力の3年分の装置発注を行っているそうだ。その戦略は、LED増産に向けた設備投資を行う場合、二台巨頭のこの2社抜きには考えられない。他社が追従しようとしても、サムソン発注分が優先されて、2~3年待たされる。その間にさらに大きくする戦略だとか。こんな戦略日本人は余り思い浮かばないな~。日本人はパテントとかノウハウの優位性を追求することに心血を注ぐだろうから。違った発想の人達と戦わないといけないのは大変である。

 日本にも太陽日酸というMO-CVDメーカーはあるが、高価である点が世界ウケしていない。BN(ボロンナイトライド=窒化ホウ素)を多用するので、高くなるのだが、、、、。

 エネルギー関連はまだまだ継続して行きたい。

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名古屋の食べ物

 名古屋に出張。一泊してきた。中部地方は赤味噌が何かと使われる土地柄。味噌煮込みうどんや味噌カツは有名。

P1140095 写真の右側の真っ黒な鍋がドテ煮込み。卵もモツも真っ黒。赤味噌と砂糖で煮込んだ単純な料理とか。

 串カツをこのドテなべに突っ込んでいただくと味噌カツで、これが旨いノダ。そして、煮込んだ卵もモツも実に名古屋らしい旨さがある。

 焼酎がカパカパいけて、飲み過ぎ注意報である。

 愛知はトヨタ自動車のお膝元。3年前に北陸福井の大学に人買いに行ったのだが、相手にされなかった。愛知県の自動車関連からの募集が多いコトと、他の地方への就職例は少ないというのが理由。そもそも地元志向が強いから地元大学に進学する学生が多いとか。まして飛ぶ鳥を落とす勢いの自動車産業が相手では、人募集も無理かとあきらめて帰って来たものである。

 さもありなん、と納得したが、自動車関連は戦後一貫して右肩上がりであった。それがリーマン・ショックをきっかけに世界需要が落ち込み、売れ筋も大型&高級車志向から小型&省エネ型に変わった。そんなワケでトヨタもなかなか大変である。

 トヨタ自動車のワールドワイドでの生産能力としては1000万台/年であり、実際は700万台程度の減産状況。300万台分の生産能力が余っている。中国やインドで沢山売れるのは、小型車。しかも中産階級には軽自動車クラス。そこで苦戦している。プリウスは5万台/月×12ケ月=60万台/年でトヨタの屋台骨を支える数量ではない。確かに注目すべき技術であるが、、、、、、、。この技術に関しては別の機会に。

 そんな自動車産業が大きな主流を占める中部地方はかなり厳しい経済状況が続いている。特に中小企業が厳しそうである。

 焼酎の酔いが回り、なんだか分からないウチに夜は更けて行くのでした。

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エネルギー

 エネルギー問題に関して、色々な話を聞いたり、色々な書籍を読んだりして、それなりに学んだコトと、楽観的に観たいコトがある。

 太陽電池に関して言えば、現在の技術力、価格ではエネルギー源の主流にはなれない。しかし、現在主流のポリシリコン型太陽電池から、安価で耐久性が高いと思われるCIGSのような安価タイプが技術革新していけば、かなりいい線行くと思うのだが。特に、これらの技術は明らかに日本がリードしており、日本が世界から喜ばれる、尊敬される技術の一つであると思われる。

 シャープが「全てのテレビをブラウン管から液晶に変える」と宣言した時に、どれだけの人が本気にしたのか?ほとんど人は「あり得ない」と思ったし、ここまで液晶価格が下がるとは考えていなかったのではないか?

 それと同じで、現在の太陽電池技術と価格で判断すべきではない。しかし、日本の狭い国土、さらに雨の多い天候から考えれば、日本のエネルギー主流派にはなり得ないのは確かである。しかし、世界には中東のように砂漠ばかりの地域、サハラ砂漠のように広大な土地がある。これらの大陸向けの発電としては、価格が下がり、耐久性が向上し、さらに発電効率があがるイノベーションが起こると楽観しているのだが。それが日本の技術で起こり、日本の「物作り立国」としての優位性の継続に繋がると考えている。

 太陽電池ほど活発な動きではないが、太陽熱発電と言うものがある。太陽の光を集めて、熱に変えて、その熱で蒸気を作りタービンを回すと言うもの。これは、やはり砂漠地帯が有効で、日本の立地はないが、日本のプラントメーカーが開発&実証に乗り出している。少し時間がかかるが、かなり面白いと思う。

 この他の再生可能エネルギーとしては、風力発電があるが、これはかなり立地条件が限られる。大陸型の常に一方向に吹く風を捉えると、発電効率は高く、設置も容易であるが、日本のように海風、陸風と一日の内で風向きが変わるのがあたり前の土地では優位性に欠ける。だからではないが、日本の風力発電の雄である三菱重工は北米が主戦場となっている。世界シェアが3%程度と苦戦しているが、大陸の風をビジネスにするのが有効。

 再生可能エネルギーで言えば、地熱発電、潮力発電等があるのだが、どれも決め手に欠く。イノベーションがイマイチ。ローカルな発電として大切に育てるべき技術であるが、膨張してエネルギー世界からの評価は高くない。

 さて、化石燃料代替エネルギーはどうなるのか?

 継続して、書いて行こうと思う。

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素材系Ⅱ

 前回、LEDの白色光がLCD(液晶)のバックライトに使われ出している話で終わった。

 この白色を作り出すのに、蛍光体が必要であると言う話を書いたが、従来の蛍光体では輝度が足らないとかで不十分であった。それで新たな蛍光体を使用することとなった。新たな蛍光体は窒化物系である。

 これを手掛けているのが三菱化学電気化学工業である。これらの会社が白色LEDを支えている。LEDメーカーには

LEDにおける老舗メーカーは日亜化学工業,豊田合成,米Cree, Inc.,独OSRAM Opto Semiconductors GmbH,米Philips Lumileds Lighting Co.である。様々なアプリケーションの市場が急激に拡大する中で,今年急激に立ち上がったテレビ用として,これら5社から最終製品であるLEDパッケージを購入することが困難になっている。

 LEDメーカーへの注目が集まるが、蛍光体メーカーも注目すべき存在である。また、LEDを製造するにはMO-CVDと言う装置が必要になるが、MO-CVD装置メーカーにも注目が集まる。

 蛍光体も新たなものが開発されているが、蛍光体が無くとも白色LEDを作る事が出来ると言う話もアル。

 いずれにしても、テレビのバックライトと言う高付加価値から、一般照明に段々と広がってくるのは間違い無さそうである。その理由はLEDの消費電力が非常に少なく、長寿命だと言うコト。(下記参照)

白熱電球の寿命は1,000時間蛍光ランプの寿命は約6,000時間ですので、少なく見積もっても照明用LEDは白熱電球の約40倍、蛍光ランプの約7倍の寿命になります。
また、810ルーメンの光束(光源が全ての方向に放射する光の量)を発する機能を有する白熱電球、蛍光ランプ、照明用白色LED(光量を揃えるためにLED素子を30~100個程度集積したもの)を比較すると、白熱電球の消費電力が57W、蛍光ランプは14W、LEDランプは約6Wですので消費電力は白熱電球の約1/10、蛍光灯の1/2と言えます。

 注目はシャープがテレビバックライトにLEDを採用、そして照明分野もリードしようと考えている。堺の工場は太陽電池発電電力で工場の街灯を賄う考えで、さらにその街灯はLED。シャープのLEDに使う蛍光体はどうも電気化学工業の蛍光体が主流であると言う事。

 LED一つ取っても素材系のかなりの部分が日本勢が占めている。とにかく素材系の技術は日本で抑えたいところであるが、、、、、。

 実はLEDに使用するGaNiteraid基板やサファイア基板をサムソンは手掛け出している。さらに、LED製造に使用するMO-CVD装置をUSAメーカーに大量に発注している。と、言う事であまりうかうかしておれる状況にはない。投資の意志決定の早いコト。この点が日本の経営者が「バカ」にされる点であるが。

 しかし、日本の会社経営の投資の為のお金の集め方と韓国企業の投資の為のお金の集め方が根本的に違う。日本企業には真似のできない話であるが。

 次ぎの機会には別のハイテク商品の素材系を考えて見たい。

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素材系

 LEDが本格的に増産方向で投資が始まっているの以前に書いた。LEDの特徴として、単波長の光を発光するのが特徴で、短い波長の光(紫外線や青色とよばれる領域)を長い波長(赤色、緑色など)に変換することで、白色LEDなるものを作っている。白色と言うのは、色々な色の光が混合されて、白色であり、プリズムなどでその白色を分解すると、虹のような色々な色が取り出せる。

 白色は色々な色の混合であるが、3元色と言うのがあり、RGBと表現される。Red赤、Green緑、Bulue青である。液晶は三原色のフィルターであり、バックライトと呼ばれる白色ライトを後ろから当てて、色のフィルターを掛けているというのが原理であるが、そのバックライトにLEDを使い出している。

 最初に使い出したのが、実は携帯電話。省エネと小型と言う要求にマッチして、LED化は進んでいる。さらに最近では液晶テレビのバックライトに採用されている。サムソンがヨーロッパで省エネ液晶テレビと言うことで売り出したら、売れに売れた。通常の液晶テレビが13万円ぐらいなところ、20万円以上で売れたノだから、笑が止まらない。さらなる売上を目指して、増産に走り出した。

 白色を出すのに、青色LEDの光を蛍光体を通して白色かしてる。これを説明するのに分かりやすのは、普通に使っている蛍光灯を思い浮かべてもらいたい。発光管が白色である。発光自体は放電起きており、紫外線が発光されているが、ガラス管内側に塗布された白色蛍光体(シリカ蛍光体)を通過することで、白色化している。LEDも同じで、白色用の蛍光体に青色を通過させることで、白色光としている。

 うーん時間切れ。続きはまた。

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獅子舞

P1030125_2 本格的な獅子舞の面を見ました。踊りは見ていないのですが、何だか久しぶりで、、、、、。初詣です。関東は正月三箇日天気よく、富士山も望め、良い日和でした。

本日は朝から散歩がてら、初詣に行き、14800歩歩きました。お昼は讃岐うどんの釜揚げをいただき、満足。

ウオーキングとうどんで、何とも落ち着いた時間を過ごせました。

2010年は、おみくじによると、忍耐の年で、耐える一年間なようです。年男、ここは充電の年とあきらめて、我慢、忍耐で行こうと考えてます。まずは、自分と向き合い、毎日こつこつと努力する姿勢で臨む所存ですが。

 さて、どんな年になりますやら。

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日本に残る技術?

 このブログで韓国のビジネスモデルの話を書いてきたが、いよいよ日本の技術流出が激しくなってきた。

 ひとつは、以前から書いていた「電子デバイス」分野の積層チップコンデンサー=MLCCなどの分野。この分野はTopが村田製作所、以下TDK、太陽誘電、京セラ、パナソニック電子など。これらの会社を退職された人達が韓国に流れている。

 さらにリチュームイオンバッテリー、LED、有機ELなど最先端技術者の流出も止まらない。日本が不景気で、生き残りを掛けて「リストラ」していると、20年近い技術の積み重ねを持って、韓国に単年契約、長くても3年契約で韓国に流れる。そして韓国から台湾へと流れる。最後は中国に。基本特許も切れ、守る術もない。

 日本国憲法に謳われている「職業選択の自由」から言えば、技術の流出を抑えようがない。そして流れ出た技術は帰ってこない。まさに「水は高みより、低きに流れる」である。逆流は無い。

 ユニクロがヒットを飛ばしている「ヒートテック」と言うインナーがあるが、これも開発は日本で、糸の量産、布織、縫製すべて中国等で行っている。布を担っているのは東レ、縫製は現地メーカーへOEM。東レの研究開発者、ユニクロのデザイナー&企画者、そしてそれらを管理する者が日本人で、多くの雇用は中国等の国の人々である。日本には多くの雇用は生まれていない。

 これと同じ事が電子部品、電気機器のメーカーでも進んでいる。日本には知的生産者と呼ばれる「頭脳」だけで、後の肉体労働を海外で。日本人がそんな頭脳はばかりいれば、何とかなりそうだが、多様性こそ人間の生き残ってきた理由。従って、誰しもが研究開発者になれるわけでなく、知的生産者になれる者などほんの一握りしかいない。日本は技術で先端を走り、そして雇用が無くなっている。

 この悪循環を何とか断ち切らないといけないが、、、、、。「先端技術流出防止法」でも創らないと、この流れはなくならないだろう。まずは、先端商品に使われる素材流出を抑えないと。これは、政治家判断で進めるしかないことだと思うのだが。政治家が素材技術に精通しているとは言えないが。大学の先生も自分の分野は良く知っていても、専門以外は、、、、、、。この抑制もかなり難しいのは分かっているが、、、、、、。日本の雇用が、、、、。

 過去にココムと言う輸出抑制がありましたが、これと同様にある種の抑制をかけて、日本の雇用を少しでも、例え5年ぐらいの延命効果しかなくとも、確保することを考えるべきかと思うのだが。

 日本の雇用が減れば、いつまでも技術の最先端を走るわけにはいかなくなる。まあ、それが「驕れる平家久しからず」であり、落ちていくのは仕方の無いコトかもしれないが、せめて子供の世代ぐらいは世界のTopであって欲しいと願う、親馬鹿です。

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