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ノーベル平和賞

 「ノーベル平和賞 アメリカ オバマ大統領受賞」 

 ノーベル賞選考委員もなかなかやるじゃないか!と言った感想が一番。ノーベル賞はたまにいい事をする。バングラディッシュでマイクロ金融で貧困と戦っているグラミン銀行総裁のユヌス氏、過去にはマザーテレサのような草の根の人にスポットを当てたり。現在、オバマ大統領は理念は語るが、結果が伴っていないと言うのが現状。失業率の問題、財政の問題、ドルの暴落危機、健康保険などアメリカ国内の社会問題、経済問題を抱えて四苦八苦している。実際、そんなに容易に解決できる問題ばかりではない。
 リーマン・ブラザーズショック(15.Sep.2008)以降表面化した経済問題。アメリカの最大の産業=金融に関して、金が金を生むと言うこの強欲の意識、この倫理感覚は昨年と何ら変わっていない。お金が大切で、お金を手段として「何かがしたい」と言うわけでなく、「お金を集めて、お金を増やす」事が目的化している。アメリカの株主主義は見直されるべき。
 会社と言うのは色々なステークホルダーからなっている。それを会社は株主のものであると言う定義がアメリカでは進みすぎている。株主であれば「何をしてもいいのか」と言う議論である。従業員の生活は、取引先との関係は、顧客への供給責任は、そして何より地域社会への責任は、などである。従業員が生活する上で、地域社会との繋がって、そこで生活の糧である賃金により、地域社会から色々なものを購入する。購入することで、地域社会は成り立ち、社会としての構成員としての個人、そして会社と言う存在がある。
 株主主義はそういった「甘ったるい」事を許さない。もっとドライな観点で物事を語る。しかし、本当にそれが正しいのだろうか?人間などと言う複雑で我ママで、それでいて寂しがりやの存在は、お金で割り切った事で幸せを感じることができるのか?お金で思い出を作り、思い出を買うことができるのか?損得抜きの関係に幸福を感じることが多いのではないのか?お金だけでの価値観で計測するのは、人生は単純ではない。もっと複雑である。
 まあ、ここで哲学を語りだすと長くなるので、脇に置くが、オバマ大統領がノーベル賞を受賞したのは、期待値とこれから世界は変わるというメッセージ。期待値は応援、そして変わるというのは強欲資本主義からの脱却。これは理念としての脱却が必要だと言うことのメッセージだと感じている。なかなか粋なことをやる連中が権力側にもまだまだいるのだ。
 人生は一度きり。この価値観の転換期、経済の転換期、さらにエネルギー革命期にこうして生きるのはなかなか刺激的であはないか。核戦争の下で死に行くよりも、エネルギー革命の下で、考え考え生きるほうがどれだかいい事か。たまたまで、運命的ではあるだろうが、この時代を楽しみたい。
 その為にもオバマ大統領への応援メッセージのノーベル賞には賛同したい。

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