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景気観測の雑誌記事

 週間〇〇〇〇〇 7月7日号太陽電池と次世代車特集をやっていて、注目分野だけに目を通した。その記事はそれはそれでなかなかまとまっていてよかった。ここでその事について取り上げるつもりは無い。P102に「景気観測」なる記事を名前入りで出している。それについて。

 景気のV字回復と言う表現をしている記事である。大手銀行系研究所のシニアエコノミストが書いている内容が、「景気指標で言えば底打ちしており、V字回復している」と言う内容の記事であるが、多分そう言わざる得ない立場なのだろうが指標を使って、数字を駆使して物語を作っている感じがしてならない。まるで大本営発表を裏打ちする為の提灯記事である。指標の中には案の定失業率の数字は入ってこない。

 有名だろうと思われるエコノミストが前回の世界恐慌(1929年~)の歴史を知らない訳は無いのだろうが、それを無視して「景気は回復しています」と政府発表の裏打ちをする、それ自体エコノミストとしての立場は大丈夫なのだろうかと心配になってしまう。政府の行った景気回復手立ての効果も評価している点は、馬脚を表しているのだろうか?

 あまり多くのエコノミストの意見を読んでいるワケでは無いが、日本のエコノミストの大部分はこんな感じなのだろうか?チョット不安になる。民間の立場だょ?何だか小沢元代表秘書逮捕劇のような臭いがする。検察のやる事だから、提灯記事ばかり書いた大手新聞、マスコミとしての自爆行為。それと同じなのだろうか?

 景気が上向いているのは確か。しかし、二番底危機があるのは誰しも同じ。その理由は雇用問題。社会不安を引き起こすほど地方は毀損しており、さらにそれが底を打ったとはとても言え無い状態でありながら、選挙前だから政府の対策の効果が出ているとするのか?ジャーナリズムの自爆と同じく、エコノミストとしての自爆。先々仕事が難しいだろうに、、、、、。老婆心ながら心配になる。

 まだまだ為替の変動、原油の変動、金の変動、さらには資源系原料の変動が起こる。世界にジャブジャブ状態になってしまったUS$が投資先を求めて世界を駆け巡っている。平らな状態の経済はハゲタカさん達が活躍できない。活躍するのは乱高下する相場が存在する世界。それを求め迷走するお金。しかし、結局は実体経済の状態に落ち着かざる得ないお金。

 失業率が日本で6%、アメリカで10%を超える。行くところまで行かないと回復基調にはなれない。しかし、アメリカの年金問題も底が抜けて、日本のセーフティーネットも底が抜けて、何とも当事者にとってはしんどい話である。強欲の思想、お金があれば幸せであると言う幻想、さらには一時の勝ち組が人生の勝利者のような迷いゴト、これらの価値観転換ができないと強欲資本主義、ギャンブル資本主義は終焉しないのかもしれない。

 難しい話である。アメリカが借りに価値観の変換を行えたとしても、中国、ロシア、インド、ブラジルなどが価値観の変換ができるとは限らないのが世界。どうなるのやら。despair

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