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2009年7月

バリュウ=価値

 バリュウと言う言葉がある。物を購入検討する時に、支払う金額分の価値が、購入者にあると判断した場合に取引が成立するのであるが、これが給与となると、、、、。

 価値のある仕事に対して支払われる報酬と言う面があるが、団塊の世代に関して言えば、これがあてはまらない。既得権化した給与で、「もらって当然」と思っているヤカラが多い。このヤカラは、「ここまで勤めてきたのだから」と言う理論を振り回す。若手には迷惑し極。現時点でバリュウが無いヤカラが余りに多い。

 60歳前後で、これまで大した努力もせず、マージャンと酒と世間話で終始したヤカラがどこに価値があるのもか。反面、若手の給与を安く押さえ(派遣やパート)、自分自信のバリュウは棚に上げ、目下の者へ評論家として厳しく接する。

 そんな団塊の世代ばかりでは無いのは承知だが、私の身の回りには尊敬できる団塊の世代はいない。正直、軽蔑する団塊の世代ばかりである。悲しい事実である。

 世の中には尊敬される団塊の世代の方々もいるのだろうが、、、、、、。私とは相性が悪いのだろうか?

 チョット愚痴っぽい実生活者である。

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風力発電Ⅱ

 循環型電力発電設備の雄 風力発電についての続き

 技術的な事は前回書いたので、そちらを参照。今回はやはり行政の話。

 現在、風力発電導入の目標は実に低い目標を各電力会社にそれぞれ行政=健在産業省が与えていると言う形。日本の行政のやり方はいつもこういった上から目線。どうして周りの環境を整えようとしないのか?

 風力発電だけでは無いが、循環型電気エネルギー買取制度を作り、民間へインセンティブを与える事で、行政の役割はイイのでないか?例えば、、、、、。

 電力買取制度 21円W/hを倍の42~45円W/hにする。その差額分は税金補助とする。現在は、太陽電池導入奨励で、「余剰電力」に限りこの価格を適用している。行政は「今後10年間 45円W/hで循環型エネルギー=化石燃料を使わない発電電力を買い取る、差額は税金を投入。」とすれば、各電力会社も本気になる。電力会社=プロフェッショナルが本気になれば事は早い。10年で償却して、利益が出るビジネスモデルは作り安い。これだけのインセンティブがあれば、電力会社だけでなく、メガソーラー、メガ風力が発達し、マイクロ(1KW以下)発電もかなり進む。行政は、ヘタな補助金をばら撒くより、投資して儲かる制度を時限立法で作る事が仕事のはず。

 ドイツ、スペイン、韓国などこういった行政がインセンティブを創ることですばらしい勢いで新産業が発達しているのは既知の事。日本の行政は頭が良い人が多い分、保身に走ってしまうのかも。長い目で見て、結局は保身にはならないのだが。

NHKで7月25日にAtoZと言う番組でエルピーダメモリーを取り上げていた。まさに行政の後手後手を直接的では無いが、描いていた。韓国ではサムソン、ハイニックスを保護し、台湾でもDRAM集合体を行政主導で創ろうとしている。そんな競争相手(税金を投入されている相手)に、一民間業者が容易に戦えるわけは無い。それを行政の人間は「前例が無い、一民間を助ける事は公平とは言え無い」などとバカな事をほざく。日本に雇用が無くなってイイのか?相手は国ぐるみで戦いを挑んできて、目を瞑って、何を守るのか?自分の地位か?国民の生活&雇用か?実に行政は馬鹿げている。さらに、政治はモット馬鹿げている。

 エネルギー行政もまさに同じ。世界の後手後手、ガラパコス化。それをNTTは携帯電話で主導したが、バカな行政は後押しこそすれ、世界で戦う感覚は皆無。政治の貧困と行政の保守化。それで、他国の脅威に晒される民間の物造り立国は守れない。

 世界はまだまだ、喰うか喰われるかの戦いの中。直接的な戦争は行わなくとも、技術の流出、技術競争、イノベーション競争による生活&雇用の確保は国と国の争いである。それを政治も行政も認識すべき。土建に金を注いでも、世界では戦えない。

 脇道に逸れた。再度、どこかで風力発電は取り上げたい。

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太陽電池特集 ニュートン

 ニュートンが太陽電池特集を出していて、買ってしまいました。さすがニュートン。まず美しい絵による丁寧な説明、さらに切り口は技術的な事項が多く、世界シェアだとかマーケット成長だとかの記事は少なく、夢のある話が多かった。こう言った切り口は物足りなさを感じるが、理系の教科書的である種ホットする。最近の私の頭は経済だとかお金だとかが占める事が多くて、こういった教科書的な夢のある技術が少なかった。技術者としては、ゆとりがなくて反省。

 太陽電池の最近の記事を含めて。ヨーロッパはサハラ砂漠をメガソーラ発電所にしようとしている。これはどこかの新聞記事になっていたが、ニュートンでも同じ事が書いてあった。ニュートンはさらに進んで地球の砂漠をそれぞれ発電所とすれば、世界中でどこかが発電していて、夜は無くなる。超伝導で送電すれば、太陽電池で賄えると言う夢を語っていたが、これは飛躍し過ぎ。まず、室温(20℃~25℃ぐらいを指す)超伝導はまだ達成していない。さらに極低温超伝導はあるが、大容量の電気を流す事は難しい。ニュートンにしてはチョット飛躍し過ぎ。しかし、ヨーロッパ勢が地中海の向こうのサハラ砂漠に注目しているのは正しい。雨が降らないと言う事は日照の変化が少ない⇒安定した発電が期待できる、さらに砂漠の土地は安価(ほとんどタダ)であること。日本の場合は一般家庭の屋根を想定して太陽電池を作っているが、限られた面積で一般家庭の電力を賄おうとすると、発電効率の高い単結晶か多結晶シリコンスライス品に頼らざる得ない。これは高価である。しかし、土地が安価な地域では、発電効率の悪い薄膜シリコンやCIGS、CIS、色素型だとかで、とにかく安価であればいいと言うマーケットも存在できる。ヨーロッパと同じく、中国も、さらにはロシア、ブラジルなども沢山の土地を持っている国はメガソーラーの夢を描くことが可能。

 薄膜シリコン太陽電池はアプライドとアルバックが「ターンキー」方式の製造装置ビジネスを開始している。しかし、発電効率がイマイチなのと金融危機の影響で大きな投資(工場建設)が進んでいない。シャープと東京エレクトロンが共同で進めている薄膜シリコン太陽電池はヤット一山超えたとか(と、担当者は言っていたが、、、、)で、1年程度計画より遅れているが、進んでいるようである。堺工場での次はイタリアである。

 日本の太陽電池ぎ技術は大したものである。しかし、何度も書いているが、日本の進んだ技術で尊敬される国になるには社会制度も進んでいなければ、なかなか難しい。鉄鋼、造船、半導体、液晶、プラズマ。次に来るのが、太陽電池、リチュウムイオン電池。できるなら日本の安定雇用に貢献してもらいたい技術であるが、、、、、、社会制度次第と言う面が大きい。昔から、「技術は一流、政治は二流以下」と言う状況を脱したいものである。その為には、とにかく選挙に行きましょう。

 先端技術を語ると、最後はどうしても政治的行政施策に行きつく。この件は別の機会に(近いうちに)別に取り上げたい(選挙前に)。

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努力不足

勝間和代さんが朝日新聞の土曜日特別版「青のBe」でこんな言葉を紹介していた。

努力不足の四段活用
①努力不足⇒②責任転嫁⇒③被害者意識の醸成⇒④加害者への転化

 まさにこれに当てはまる人物を私は仕事上で2名しっている。常に自分の努力不足による低能力を誰かのせいにせずにはおれない。さらに、被害者意識が高く、最後に加害者=あらぬ事を言いふらすやからになる。実にくだらない人間であるが、それが結構な地位で存在するからさらに悪い。

 ある一部上場の元社長もまさにそんなやからだったようで、株主からダメ出しが出て交代したが、そんな人物が社長になるのである。民主主義はそう言う意味では「ダメなら次の選挙で落選」するので、努力不足の社長よりましかもしれない。

 よくいる悪い上司像。成績が悪いのは部下が悪い。成績がいいのは自分の能力が高いと錯覚するやから。こういったやからはまず自ら努力することはしない。努力すると言う意味も内容も理解できない。自ら行動を起こして、責任を持って指揮をすることすらできない。ホント部下は不幸だ。どうしてこんなやからが上司になるのか不思議だが、そんなやからを飼う会社はだいたい左前になっていく。そんな銀行もメーカーも結構見知っているが、それでも次から次に出てくるのはどうしたわけか?やはり会社寿命説がある種正しいのかもしれない。また、「三代目でだいたい会社を潰す」と言われている中小企業も、道楽息子が会社を潰すと言う典型的な例は別として、環境の変化に付いていけない、環境の変化すら分からない「お馬鹿」がトップをやると、潰れると言うのが正のではないかと考える。

 しかし、見渡すと努力不足の管理職、トップがやたら多いことよ。正直、努力しないで怖くないのだろうか?世界では必死になって経営やマーケット、経理、金融、イノベーションに努力している敵がいて、そんなやからと戦うのに努力せずに戦えると考えている「ヤカラ」の精神構造が不思議である。ホント疑問符な「ヤカラ」が経営を握っていることが多い。そんな会社は早い内にマーケットから退場した方が、世の為人の為かもしれない。

 そんな事言うと自分の所属している組織も、市場からの退場勧告を受ける事となる。これはさすがにマズイ。しかし、「団塊の世代のヤカラ」は本当に始末が悪い!

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地方行政の崩壊

 カリホルニア州がデフォルトした続報があまり入らない。GDPで言えばフランスと同じ大きさだとか。シュワルツネッガー氏が州知事で、そう言えば彼はブッシュ元大統領を押していたな、、、、、と思い出した。

 アメリカの事はさておき、日本の地方自治体はかなりまずい状況になってきている。あまり話題にならないが、財政破綻した夕張市に近い地方自治体がかなりある。民間中小企業であればデフォルトすると抵当に入っている経営者個人資産も取り上げられるが、地方行政の責任は役人も議会もましてや首長もとらない。付けは住民が払う事となる。

 地方行政がヤバイのと同じく日本政府もかなりヤバイのは繰り返し言っている話であるが、デフォルトするとどうなるのかは余り言及されない。これは歴史から学ぶしか無いのかもしれない。日本政府は2回デフォルトしている。一回は明治維新、二回目は第二次世界大戦終結。一回目のデフォルトは余り参考にならないかもしれないが、二回目のデフォルトは結構参考になる。

 円の切り上げ、預金封鎖、農地解放、財閥解体、あと加えれば武装解除。デフォルトするのはまだ先であると思われるが、これを予想しておかなくては、、、、。予想してどうすると言うのもあるが。

 デフォルトする前にまずは道州制の導入だろう。県公務員の方には反対の方が多いだろうが、客観的にみて県をその大きな集合「州」にして誰も困らない。県と市ではやっている事に余りに重複が多いし、県の集合体は公立が悪い。県議会だとかあるが、これを定員減らしてまとまて州にして誰も困らないし、税金の重複が減る。市や町の単位は必要だろうが、県は州に統合する事で効率はかなり上がる上に、地方分権、税金予算の削減が可能。何とか財政健全化を果たさないと、国家デフォルトでモット大変な事になる。

 当然、国行政の削減も行わないといけない。余りに集権国家たる形であり、これが財政赤字を生み、デフォルトの下地を築いたのは間違い無い。それにしても、この赤字の原因の一番を作った年代は団塊の世代以上であるのは間違いないのだが、誰も責任を取らない。まして、責任の意識すら無いのだから。実に困ったもんだ。

 いずれにしても、財政の健全化を取り合えず進めないと、近い将来デフォルトかハイパーインフレが待っている。ハイパーインフレで一番困るのは年金生活者や生活保護世帯。既に社会のセーフティーネットは底が抜けているので、これまた大変だ。

 就職氷河期を過ごした世代も大変、さらにこれからの就職氷河期を過ごす若者も大変。しかし、ヤッパリ大変なのは財政の健全化。仮に民主党が政権を取ってもすぐに解決できる問題では無いし、これは民度の問題かもしれない。民度が上がらないと、苦痛を伴う改善はできないのかも。生活習慣病がなかなか改善できない私の様に。(人事では無い)

 アメリカのオバマ大統領が選ばれてどこまで「チェンジ」できるか、さらに民主党でこれまたどこまで「チェンジ」できるのか?我が事であるが故に注目したい。

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近所の夏祭り

 週末のご近所での夏祭り;

夏の地元祭りはいいね。近所の商店街主催の地元高校ブラスバンド演奏後、カラオケ大会などがありビールをいただきながらホンワカしながら眺めているのは実に夏らしく幸せである。夕闇が迫るころ、雨は降らなかったが空には虹がかかり、これまた実にいいのである。

P7190113

 小さい子たちがカラオケで「ポニョ」だとか「歩こう」だとかを歌うのを聴きながら、フランクフルトに焼きそばそして片手にビール。三杯もいただいてしまいました。市井の小さな幸せである。今年の焼きそばは旨かったな。ビールは「一番絞り」、個人的には「エビス」であるともっと嬉しいのだが、、、、、。お行儀の悪い立ち食いである。地元に根ざしている私の奥様はあちこちでご挨拶と立ち話。私は「顔は見たことあるのだが、誰だったっけ?」と言う方がチラホラ。ホント地元で子育て10年になろうと言うのに、これはこれで寂しい話である。典型的な東京勤めのお父さんと言う感じで、女は強く、男はやはり女には適わない。

P7190145 虹の後には何ともキレイな夕焼けが訪れました。まさにマジックアワー。

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山登り 今回の熟年者遭難

 大雪山系の山で熟年者が8名亡くなった。ご冥福を祈る。

 ツアーを企画した旅行会社が取調べを受けているようだが、アウトドアスポーツは自己責任で行うべき者。ツアーだからと言って自己責任が免れるわけでは無い。ガイドが居たからと言って、ガイドに責任を被せるのはいかがなものかと思う。

 60歳前後の方が多かった。体力に自信があったのか、あるいは単なるハイキング程度のつもりであったのか記事からは読み取れないが、装備が軽装であった事が取り上げられている。しかしな~、どんな低層の山であっても遭難することはあるのが山行だものな。

 60歳前後でお元気な方が多く、老後の趣味として確かに良い趣味だと思うし、気持も良いし、健康にもいい。良い事ずくめだが、ツアーで行くのは、、、、、。団体行動が苦手な私としてはどうも納得できない。

 平日の山行は熟年者が沢山だそうで、ある確率で起こるべくして起こった事故なのかもしれない。装備をキッチリすれば重くなる。重くなると体力が要る。軽くすると体力的には楽になるが、山の天候急変にはついて行けなくなる。

 昔、本多勝一さんが山の遭難事故に関して検証記事を書いていた。その中にウール製品を持っているか否かの違いが生死を分けるというのがあった。ウール製品を素肌にじかに着る事で、濡れた体の体温保持がある程度改善するという記事であったと記憶している。多分、そんな古い知識を知っている人は居なかったのかもしれない。

 熟年から山行を始めた人達は、基本的な事を学ぶほうが良いのかもしれない。体力も知識も、ましてや装備も自己責任のアウトドアースポーツ。他に責任を云々するのでなく、自分の責任で。

 それにしても、車のマナーの悪い熟年、身勝手な団塊の世代、さらには山でも同じだと思うと、つくづく高齢化と言うのは社会的に閉塞感をもたらす。

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道草の話題 自動車

 自動車の話;横道ですが、、、、、

 トヨタのプリウスが好調。入手に8ヶ月かかるとか。月産5万台が一杯一杯で(当初4万台だった)、日本に振り分けの数はハッキリしないが、受注残20万台から考えると2.5万台。北米だと日本より待たされるとか。
 そんなニュースの中、下の韓国ニュース。

(7/16)6月の韓国新車販売、46%増
 【ソウル=尾島島雄】韓国自動車工業協会がまとめた韓国自動車メーカー7社の6月の国内新車販売台数は14万3411台で前年同月比46%増となった。新車への買い替えを促す政府の税制支援が奏功し、5月に続き2カ月連続の前年同月比プラスとなった。

 6月の国内販売をメーカー別にみると首位の現代自動車が前年同月比54.6%増の7万4685台で、現代自グループの起亜自動車は同78.6%増の4万6006台。ルノーサムスン自動車は同32.3%増の1万455台。GM大宇自動車技術はゼネラル・モーターズ(GM)の経営悪化が影響し、同17.3%減の1万1234台。双竜自動車は同89.6%減の197台まで落ち込んだ。

[2009年7月16日/日経産業新聞]

 6月販売台数 14.3万台の数が多いとか少ないとかの話で無く、売れているのは韓国製自動車だけという事実。韓国は日本からの車の輸入に関してほぼ倍の価格になる関税制度を敷いているので、日本車はほとんど走っていない。一部レクサスなどの高級車は売れていたようだが、現在はどうだか。EUとFTAを結び、関税の撤廃を行うとか。そうなると、韓国は輸出が増えると強気だが、韓国国内の守られた車市場が脅かされる事にならないのだろうか?逆も真であるはず。輸出しやすければ輸入しやすくなるはず。本当に大丈夫?それと言うのも、韓国自動車業界の雄である現代は海外で安売りをして、韓国国内でシッカリ利益を得ている構造があるから。これは関税で外国からの価格競争に晒されないようにするための保護であり、海外の安売りを国内利益で補う構造を温存している。

 さて、韓国のEUとのFTA締結はどうなるのか?日本からの工業製品の輸入は10~15%の関税がかかる。さらに、日本と韓国の貿易関係はものすごい日本からの超過輸出(韓国にとっては輸入)で、関税で防いでも防いでも、日本製の原材料系を輸入しないと工業製品が作れない事実がある。半導体も液晶も。日本は韓国に輸出する事で得ている利益も大きい。だから、韓国のウォン為替の安定は韓国にとっても日本にとっても大切なことであるが、さて、どうなるか。2009年10月にまた一波乱ありそうである。

 韓国の車の話に戻すと、韓国はまだ電気自動車開発は真剣に行っていない。しかし、多分鉄鋼、造船、半導体、液晶と同じビジネスモデルを検討しているはず。日本にとっても脅威の種を残したままの環境対応車マーケットであるのは事実。なかなか難しい、瞬間の勝者であっても継続的勝者になるのは至難の業である。

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景気観測の雑誌記事

 週間〇〇〇〇〇 7月7日号太陽電池と次世代車特集をやっていて、注目分野だけに目を通した。その記事はそれはそれでなかなかまとまっていてよかった。ここでその事について取り上げるつもりは無い。P102に「景気観測」なる記事を名前入りで出している。それについて。

 景気のV字回復と言う表現をしている記事である。大手銀行系研究所のシニアエコノミストが書いている内容が、「景気指標で言えば底打ちしており、V字回復している」と言う内容の記事であるが、多分そう言わざる得ない立場なのだろうが指標を使って、数字を駆使して物語を作っている感じがしてならない。まるで大本営発表を裏打ちする為の提灯記事である。指標の中には案の定失業率の数字は入ってこない。

 有名だろうと思われるエコノミストが前回の世界恐慌(1929年~)の歴史を知らない訳は無いのだろうが、それを無視して「景気は回復しています」と政府発表の裏打ちをする、それ自体エコノミストとしての立場は大丈夫なのだろうかと心配になってしまう。政府の行った景気回復手立ての効果も評価している点は、馬脚を表しているのだろうか?

 あまり多くのエコノミストの意見を読んでいるワケでは無いが、日本のエコノミストの大部分はこんな感じなのだろうか?チョット不安になる。民間の立場だょ?何だか小沢元代表秘書逮捕劇のような臭いがする。検察のやる事だから、提灯記事ばかり書いた大手新聞、マスコミとしての自爆行為。それと同じなのだろうか?

 景気が上向いているのは確か。しかし、二番底危機があるのは誰しも同じ。その理由は雇用問題。社会不安を引き起こすほど地方は毀損しており、さらにそれが底を打ったとはとても言え無い状態でありながら、選挙前だから政府の対策の効果が出ているとするのか?ジャーナリズムの自爆と同じく、エコノミストとしての自爆。先々仕事が難しいだろうに、、、、、。老婆心ながら心配になる。

 まだまだ為替の変動、原油の変動、金の変動、さらには資源系原料の変動が起こる。世界にジャブジャブ状態になってしまったUS$が投資先を求めて世界を駆け巡っている。平らな状態の経済はハゲタカさん達が活躍できない。活躍するのは乱高下する相場が存在する世界。それを求め迷走するお金。しかし、結局は実体経済の状態に落ち着かざる得ないお金。

 失業率が日本で6%、アメリカで10%を超える。行くところまで行かないと回復基調にはなれない。しかし、アメリカの年金問題も底が抜けて、日本のセーフティーネットも底が抜けて、何とも当事者にとってはしんどい話である。強欲の思想、お金があれば幸せであると言う幻想、さらには一時の勝ち組が人生の勝利者のような迷いゴト、これらの価値観転換ができないと強欲資本主義、ギャンブル資本主義は終焉しないのかもしれない。

 難しい話である。アメリカが借りに価値観の変換を行えたとしても、中国、ロシア、インド、ブラジルなどが価値観の変換ができるとは限らないのが世界。どうなるのやら。despair

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株価格Ⅱ

 株価の下落について中途半端にもの申した昨日。余りに中途半端なので、チョット付けたし。

 株価の下落は波を打ちながら下落するのであり、今日、明日に下落が加速するとは考えない。株価が動く事で稼げる人達がかなりいる。それで、乱高下することとなるが、しばらくは8500円から1万円の間での攻防が続く。これが9月一杯と私は考えているのだが、、、、。根拠は失業率。7月、8月、9月と失業率がサーチレイトしながらも増加する。それが止まる事はしばらく無さそう。そこで、徐々に購買意欲、消費量が減り、実体経済は縮小して行く。それとは別の思惑で株は動くが、やはり実体経済に引きづられる。年内一杯失業率は改善し無いのではないだろうか?

 失業率増加に輪をかける為替の問題がある。80円/$台になるとかなりの物作り企業は厳しくなる。そして、いよいよ海外生産に加速、そして国内雇用の悪化を招く。これができない企業は脱落しマーケットからの撤退を強いられる。それが2010年春まで何らかの形で続くと私は考えてる。グリーンニューディール政策の効果が出るのは2010年春以降の話であり、それまで現在の経済縮小は止まりそうも無い。

 そんな二番底が待っている実体経済である。そこに為替と株の動きが引きづられるのは当然と言えば当然か?何も難しい事では無い。ごくあたり前の事を言っているだけで特殊な事は言っていない。

 しかし、このあたり前の事はなかなか受け入れられない。見たく無い悲観的な将来像は見えない、目を逸らすというのが弱い人間の性である。私のメタボも同じ状況であると言える?coldsweats01sign02

 少なくとも8月一杯は株も為替も行ったり来たりして、10月の秋の便りの頃から本格的な株の下落がくるのでは?これが私の読み。なかなか当たらない読みだが、それに従って対策を打って行こうと考えている。

 それにしても、中国雲南省の地震、パチンコ店放火事件、国際的米価格上昇による発展途上国での暴動(これはほとんど新聞には載っていない)、ウイグル自治区での暴動とその弾圧。さらにはチベット自治区の首都ラサでの不穏な動き、テポドンなどミサイル発射の北朝鮮、韓国の物価高と経済状況、サイバーテロなど。国際動向から目が離せない。

 今月中に一度中国行かないとと思っているのだが、、、、、、、。二番底への備え、対策も打たなくては。この夏メタボも何とかしたいし、、、、、。バイクも乗りたいし(レンタバイクから始めようと思うのだが、、、)、読まないといけない本も、読みたい本も沢山あるし、夏休みも取りたいし、、、、、。なんだか中途半端な生活。さてさて、どうしたものやら。株価の行く末など気にしている場合ではない。モット地に足を付けて生活しなくては、ね。

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株価格の下落理由

 日経平均株価がここの所下落傾向である。1万円に一瞬戻した後、再度下落傾向。これはアメリカのダウ平均が下落傾向であったにも関わらず、何とか下落を喰い止めて少しでも高値にという思惑が働いたようだ。

 思惑とは?四半期ごとに義務付けられている決算対策。3月末のように金融筋の思惑ではなく、一般企業の持ち株評価の為、少しでも高値の方が良いとの思惑。資金の貸し手である銀行が最近かなり貸し出しには渋くなってきているらしい。それは借り側の経営状態が悪化している為。四半期後との決算を見ながら、「これは大丈夫、これはヤバイ」の判断をして貸し出しを考える。

 日本の企業の倒産、破綻件数はまだまだ少ないと思われる。結構、どの企業も一時帰休を行い雇用助成金をもらって、耐え忍ぼうとしている。特に工作機械関係などの生産設備製造業はかなり厳しい。本来であればプレイヤーの数を減らす事で余剰生産設備の減を行うのがこれまでの解決方法であったが、政府の貸し出し奨励と雇用助成で生きながらえている。

 これをやると、DRAM業界と同じ様になってしまう。DRAMの最新仕様DDR3の価格が2$を割り込んだまま(http://www.dramexchange.com/)。生産原価が2.2$と言われている状況で、このまま我慢比べを行うとかなり苦しい。本来はプレイヤーとしての機能が失われている(コスト競争からの脱落、開発競争からの脱落)者が公的機関の助成により生きながらえると、他の競争相手は我慢比べでしんどい話である。

 DRAMが姿を変えて、製造装置産業などで同様に展開されている。これはある意味景気回復の阻害要因にもなり得る。確かに潰れると、失業者が増えて社会的問題は発生するが、それでも余剰生産設備の削減と言う側面から考えれば、それも全く意味のない事ではない。

 しかし、社会のセーフティーネットの底が抜けた状態の現在の日本はある意味仕方が無いのかも。日本の気の利いた製造業は海外シフトを加速させている。こんな工程まで海外に出してしまうのか?と言うぐらいすさまじい海外シフトが始まっている。国内の生産拠点の閉鎖で地方生活が毀損しているのは、出水を例に出すまでも無く進んでいる。

 生産の海外シフト、業界にらみ合いの耐え忍び相、このままではどうにもなりそうもないが、どうなってしまうのやら。そんな状況で株価が持ちこたえるわけは無い。これは第二の株暴落か?と言われている。正直、1929年の世界恐慌の歴史と比較すれば、軟着陸を目指す世界経済だが、こんな程度で終わるワケは無いと考えるのは私だけでは無いはず。それでも、第1四半期決算終了後すぐに株価が下がると言うのは、何とも露骨である。それだけ余裕のないマーケットになっていると言うことか。

 本日は車で富山から帰ってきたので、チョット疲れモード。もう少し考えてみたいが、脳ミソが働いてくれないので、アキラメマス。

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二番底考察

 二番底が話題になっている。二番底とは今年の1月~3月のような経済停止状態がまた起こるのではないかと言う危惧である。この危惧は私は当たるだろうと思っている。

 時期は8月からと言う人もいれば、10月からと言う人もいる。この時期の読みは難しいが、原因から考えてみたい。

 まず、原因は為替ではないかと考えている。対US$で円高が急激に進むのではないかと思われる。次にそれに伴って、株や先物などの暴落が消費に輪をかける。インフレが始まるのはまだ4~5年先で、日本政府借金の問題は先送り状態である。

 日本国内の消費の冷え込みよりも輸出の落ち込みが大きな原因になりそうである。特に車産業にとってはかなり厳しい。トヨタが2009年度グループ決算をマイナス8500億円程度と予測しているが、輸出による為替リスクが追加されるのでは?と思ってしまう。ちなみにトヨタの2009年度の為替予測は95円/$と予測している。

 二番底と言うからには、一番底の1月~3月のような極端な経済活動停止、在庫調整には至らないとは思うのだが、、、、、。為替の急激な変動に伴って、株はぶれると思われる。ここにきて1万円回復だとかであるが、失業率の5.2%、さらに給与カット、ボーナスカットは一般消費にボディーブローのように効いてくる。どう考えてもしばらくは消費は拡大しそうに無い。これは北米もヨーロッパも状況は似たり寄ったり。この失業問題の解決が何より優先事項である。

 この失業問題の解決策はやはり時間が掛かる。新たな産業、グリーンエコノミックの拡大が望まれるが、、、、、太陽光発電の制度的な問題、投資の促進など国や地域が取り組むべき課題は多い。このグリーン産業が拡大しないと失業問題は容易に解決できそうも無い。

 さて、二番底に向けて何をすべきか?仕事上、生活上で。これはまた別の機会に考えてみたい。

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風力発電Ⅰ

 世界での風力発電装置はオランダがNo.1。オランダの最大の輸出産業は風力発電。これまた、歴史的背景が風力発電の発展を促したと言える。

 日本では三菱重工が唯一大型風力発電装置を手掛けている。しかし、風車の羽と組立はメキシコに移ってしまっている。すでに日本の生産物とは言えないかもしれない。立ち話で聞いた話だが、北米が最大のマーケットで日本のマーケットは北米の1/10以下である。これも大陸と島という環境差がそうさせるのかもしれないが、、、、、、。

 かつてサンフランシスコに出張した時に、休日ヨセミテ国立公園に遊びに行った。その途中の丘陵地帯に無数の、しかもかなり旧式の、そして小型の風力発電風車が回っていた光景を思い出す。アメリカと言う国は確かに世界の警察などを自慢する鼻持ちならない国の一面はあるが、フレンドリーで底抜けに明るく、そして多様な価値を内抱できる国である。風力発電も同じで、「良い」と考えた人達が、先端技術でなくてもトコトン使うという国である。

 それに引き換え、日本のエネルギー事業環境はがんじがらめで、なかなか難しい。主に9社の電力会社、それにJ-Powerと言う旧電源開発、あわせて10社で電力エネルギーを供給している。その中で風力発電、太陽光発電を行うと言う、実に保守的な国である。インフラの整備がここまで進むと、そうならざる得ないのかもしれないが、なかなか新しい取り組みで、CO2を画期的に削減しよう、化石燃料に頼らないエネルギー社会を目指そうと言うスピードは遅い。国から与えられた目標をクリアーすれば良いではないか?と言った全体主義=官僚主義がメインとなる。それを変えるには相当のエネルギーが必要。そんな危険人物は当然、組織のトップにはならない。しかし、キャッチコピーではないが「明日では遅すぎる」という現在の環境問題、化石エネルギー問題を何とかしようとするには電力会社の考え方を帰るしかないのだが、、、、。

 P6020094 風力発電の大型の羽、プロペラ型の風車は羽の先端が空気を切る音が騒音の問題となり、住居近くでは建設が難しい。最近は低周波も発生し、人体に悪影響があるとかで問題になっている。注目したいのはトルクの高い垂直型。風切音がほとんどしない。マイクロ発電として、住居と近接した環境での風力発電が可能。大型化、高効率化は難しいが、小型量産で価格を下げる事は可能。

 写真は鶴見線新新芝浦駅(東芝京浜事業所隣接)にある風車。

音がほとんどしないのが特徴。こういったマイクロ発電を一家に一台など設置が簡単にできるようになれば、意識もエネルギー事情も変わってくると思うのだが、、、、。日本で発展するのは海外で発展してからの逆輸入でないと広がらないのかもしれない。(太陽電池がまさに逆輸入の制度、創めたのは日本だが、大きく発展したのはヨーロッパで、それを再度真似をする日本)

 太陽電池も風力発電も巨大なメガ発電になると、その国の制度に大きく依存するが、マイクロ発電であれば個々人の考えで変わる。携帯電話が爆発的に普及したように、マイクロ発電も爆発的に普及する可能性は高い。

 このビジネスはかなり面白いと私は思っている。

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