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リスクと投資

 日本国債残高が880兆円超えだとか。国家予算の30%は赤字国債で賄うとか。さらに地方自治体の債権、公団債権、年金不足分、健康保険不足分などの裏帳簿まで入れると1800兆円を超えるとか。日本の一般会計予算が88兆円であることから考えれば、どれだけ大きな負債であるか想像が付く。

 これだけ大きな負債を作った政府が今、倒れようとしている。それを引き継ぐ次の政府に果たしてどこまで破産への道を国民に説明できるのか?消費税ぐらいでは全く追いつかないこの負債、どうするのかな?余りに複雑でチョットやソットでは想像できない。

 近い将来これらの負債から日本国債は暴落(金利が暴騰?それより買い手がいなくなる、その前に郵便預金等の閉鎖かな?)で、日本も大変である。さらに悪い事にアメリカ国債も同じ道筋をたどる。こうなると毒喰わば皿まで?とかで一緒に落ちるところまで落ちるんだろうな?と思っているところに、年金で10兆円運用損益が出たとか。本当はモット沢山の損失を出したはず。それはヘッジファンドとか言うものに手を出した人達が一番知っている。損失が総資産の半分在れば良い方で、ゼロとか30%以下になったファンドがかなりある。それと同じ運用を海外で行っていた年金が10%チョットの損失で終わるわけが無い。キット数字のごまかしをやらかしているんだろうが、日本のマスコミは国の放送機関で、裏を取ろうとはしないのが何とも情けないな。

 さて、日本にどうしてお金が有り余っているのに投資に向かわないかと言うと、やはり国民性かな?民度の問題であるとは思うが、、、、本当の原因は分からないが、資産運用先はほとんどが定期預金。元本保証(国が保証で、その国がヤバイのだが)型の預金ぐらいしか運用先が無い。ましてベンチャーキャピタルなどには手を出さない。こうなると、日本の優秀な技術は海外のベンチャーキャピタルマネーに買われる事になる。

 韓国や台湾がとんでもない予算で半導体だとか液晶事業に乗り出したかと言うと、国家の後押しがあったから。そして国家が後押しした事で沢山のお金が集まり、投資に向かった。日本のメーカーはその間、銀行からの借り入れ交渉で明け暮れ、銀行はそんなリスクを抱える先には貸し出さない。そうなると、スピードで台湾韓国勢に負ける事となった。

 これからの太陽電池事業、リチュウムバッテリー事業、風力発電事業、NAS電池事業など、同じパターンで外国が追い付き追い越せとやって来て、日本は先人を切りながら負けるのかな?東芝の出す劣後債はすごい金利だった(7.5%程度)。高い金利を提示しないとリスクマネーにはお金が集まらないのか?銀行の劣後債だとかも個人向けに販売されているが(2.5%前後)、これは飛ぶように売れたとか。日本のベンチャーもこういったお金の集め方をよく学ばないと、海外のハゲタカさん達に食べられてしまう可能性が高い。

 日本国家財政は危機的であるが、だからと言って日本の技術が劣っているワケではないので、ぜひお金集めの得意な人達と国家の後押し的宣伝であと100年は化石燃料使用を抑制したエネルギー革命で世界から尊敬される国家になりたいものである。

 その為には、まずは選挙に行く事。選挙からしか民度は上がらない。民度が上がらなければ、この金融不安、環境問題、エネルギー問題、食糧問題、年金問題、健康保険問題などの解決の糸口すらつかめない。まずは選挙に参加して意識を高める事から。そうすれば、国家の方向性も、人類に必要な技術も見えてくると、、、、、信じたい。

 

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