« 伸びる産業 | トップページ | 伸びる産業 車その2 »

伸びる産業 車その1

 車の変化はまずハイブリッド車からやってきた。これは「繋ぎの技術」と言う捕らえ方をした人が多かったが、次に来る時代の繋ぎというより、蒸気機関があり、内燃機関ができ、ハイブリッドができ、そしてEV
、さらに燃料電池車ができると言った一時代を築く技術と考えたほうが正しいと思われる。

 ではハイブリット車を見てみよう。ハイブリット車には現在トヨタ方式とホンダ方式がある。一長一短であるが、次第にトヨタ方式に集約されていくのではないかと思われる。

 トヨタ方式は車稼動時に電気エネルギーで動かし、あるスピードが出ればガソリンエンジンを使用するといった動きをする。ホンダ方式は加速時にガソリン燃焼を増やすのでなく、電気エネルギーでアシスト=援助する方式である。

 燃費はトヨタ方式が少し優っているが、ホンダ方式は電池容量がトヨタ方式に比べて小さくて済む。従って電池性能がイマイチの現在はトヨタ方式が電池容量が大きい分高価になる。ホンダ方式は稼働時常にガソリンエンジンが動いているので、発進時に動いているのかいないのかわからないトヨタ方式に比べて、周りは少し安全かと思われる。この辺りは、車評論を見てもらったほうが、正しいかもしれない。

 現在、トヨタもホンダも使用している電池=バッテリーはニッケル・水素電池である。今後はコンパクト、高容量のリチュウムイオン電池に置き換わっていくことと考えられるが、さてどの時点で始まるのか?トヨタはパナソニックと共同で、ホンダは三洋電機と共同でこのハイブリット車用電池開発&生産を行っている。

 7月に三菱自動車がEV=プラグイン型自動車を事業者向け(一般ではないと言う意味)で売りに出すが、これはリチュウムイオン電池を使う。

9ae34c21c1c3e9f2ad73c67892976ad3  リチュウムイオン電池の問題は唯一安全性。PCの電池が燃えたり(Sony製)、携帯電話バッテリーが加熱して破裂した(中国の話)たりの事故があったが、その延長に車用電池の安全性がある。構造はより安全に設計され、構造も携帯機器用とは異なってはいるが、リチュウムイオンの活性度が高いのは、常にそのリスクがあると言うこと。その安全性をどこまで確保できるかがリチュウムイオン電池の課題である。

 Sonyの電池が燃えた時に、原因は製造工程での金属粉の混入と発表されている。生産設備は金属だらけ、それをなるべく金属を使わないようにするのはそれはそれで、また大変。いずれにしても、リチュウムイオン電池を手がけている会社はほとんどが日本、一部韓国LGが伸びて来ていいるが、圧倒的に日本勢が多い。

 この他にも重要な技術があるが、本日はここまで。

|

« 伸びる産業 | トップページ | 伸びる産業 車その2 »

技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519197/45251093

この記事へのトラックバック一覧です: 伸びる産業 車その1:

« 伸びる産業 | トップページ | 伸びる産業 車その2 »