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韓国出張

韓国訪問の雑感;
 韓国、ソウルは意外と暖かかった。以前、Semicon Koreaが行われる厳冬期1月末は「凍て付くとはこのことか!」と理解できる寒さであったが、今回は寒さも大したことが無く過ごせた。スーツ+薄手のコートと言うイデタチであったが、コートはほとんど着る事はなかった。この暖かさの為かどうかはわからないが、韓国社会は意外と明るい印象を受けた。社会の底辺部は見ることはほとんどできないながらも。

 しかし、日本のホームレスの問題などは騒がれていない。ポスコの稼動は新聞記事とは違い、稼動半分=50%程度に落ちているとのことだが、解雇の話は無い。また、現代も悪い悪いといいながらも、北米で唯一車の売上を伸ばしたこともあり、楽観的。さらにサムソンも「これから回復する」と言う根拠の無い明るさがある。

 日本がある種悲観的過ぎるのかも。しかし、国民性かもしれないが、悲観的観測があるのであればそれに備えることができるのが、人類であるはず。韓国と比較しても仕方がないが、日本の先行感は暗く、韓国は意外と明るい。日本も暗いばかりではない。行きの飛行機も帰りの飛行機も満員御礼。主にオバサンと呼ばれる人たちが多くの座席を占め、ビジネスパーソンが少なかったのが印象的であった。主婦の方々は「不況などどこ吹く風」であるのかもしれない。子育てが終わったか、終わりかけの世代の方々は、経済的なゆとりも手伝い、近場の海外=韓国に買い物旅行とグルメなのだろうか?旦那さんはどうしているのやら。そう言った意味から考えれば日本人の暗さはマスコミが騒いでいる話で、公務員、年金生活者や主婦層は感じないのかもしれない。

 それにしても、3月も半導体、FPD、車は悪い。民間はジリ貧である。いかにキャッシュを減らさないようにするかで、四苦八苦といった按配である。公務員に人気が集まるのも仕方がないか。

 横道にそれた。韓国社会の一端を覗いたわけだが、日本の高速道路と同じく、トラックが少なく、渋滞が減った感じである。東京の渋滞名物の首都高速が最近渋滞しない。昼であろうが、夕方であろうが、雨であろうが晴れであろうが、スムーズに車が走るのに文句はないが、、、、、韓国も同様である。さらに、外食が少し減っているらしい。こでも日本と同じ。実際に焼肉屋に入ると、賑わいは少し減少した感じ。しかし、3日しかいない訪問者には実際のところ分からないのが本当である。

 まあ、そんな感じで、3日間晩飯は焼肉とビール、不健康だなと思いながら堪能。なるべく野菜を食べるべく節制はしたが、果たして体重は?まだ測定していない。韓国訪問して、観光とは無縁の生活。晩御飯をどこで食べるかだけが唯一の観光と言えば観光。しかし、それもかなり地域限定。初日はミョンドン(明洞)、二日目、三日目はHotelを変えて、ハンガンの反対側。ホント焼肉以外ないな~。と、言うことで韓国行っても大して面白い話はない。

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経済話;

 韓国貿易協会が12日、ソウル貿易センターで開催した'為替原材料動向説明会'で三星(サムスン)経済研究所首席研究員は"上半期の予算の70 %が投入される財政支出の効果が、下半期に可視化し、景気が' U '字型に回復され、世界経済の回復基調も一子になる場合、大幅な為替レートの低下が発生する可能性がある"と述べ、このように予想している。首席研究員は"このような肯定的な景気見込みが実現する場合、ウォンとドルレートは1124ウォンまで下落して、年平均為替レートは1216ウォンを記録するもの"とし、 "貿易会社は、このような状況に備えた戦略を策定してください"と言いました。

 こんな事を言う主席研究員も研究員であるが、それを報道する韓国マスコミもマスコミ。これじゃ、まるで無責任な弐チャンネルではないか。この楽観が韓国を支えているのかもしれないが、これは楽観ではなく「ウソ、デマカセ」の部類である。韓国だけではないが、人は見たいものを見て、見たくないものを見ない、と言う心理&真理。ラテン系思考で言えば、「そんな先々の事考えたって分からない、分からない事は考えない」となり、「ケセラセラ」である。まあ、そんな韓国出張であった。

 韓国話終わり。

 書籍「日本語が亡びるとき」 水村美苗著 筑摩書房 を韓国出張中に読んだ。すごいな~。やはり圧倒的知識から洞察する者の力はすごい。市井の私はこれだけの理論構築と洞察は無理。衰退して行くアメリカ社会はの文化遺産は「普遍語」たる英語であったという訳だ。

 私の恩師の圧倒的頭の良さと長時間集中力に関心していたが、この著者の圧倒的な知識量と鋭い洞察力には感服。こういった文化論に接することができたのは幸いである。筑摩書房はいい仕事をするな~。週刊金曜日と筑摩書房はファンである。

 韓国語のラジオを聴きながら(何を言っているか皆目検討もつかない環境下で)、この本に没入できたのは、ある種幸福であると感じていた。言葉の持つ文化的意味、日本語が「国語」となった歴史的経緯、さらに漢字とひらがなとカタカナの混合表記が世界に類を見ない状況であると言う事。目を見開かされた。

 さらにこの本の前に「国富論」原丈人も読むことができて、不景気で湿りがちな気持が、明るくなり、さらに元気になる。本と言うのは素晴らしいものである。

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