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中国出張

 ベトナムの帰国便で引き込んだ風邪を持ったまま中国に出張。中国入国の時のサーモグラフで引っかかりはしないだろうと思いながらも、37.6℃ぐらいの熱を抱えて中国入国。体はダルイシ、喉は痛いし。抗生物質セフゾンを飲んでいたけど効かない。4日飲んでクラリスに乗り換えて、やっと症状が楽になった。それでも、夕方になると熱っぽくだるくなる。毎晩10時には就眠、ほぼ治るのに一週間かかった。

 広州から入って、杭州に飛んで、上海に抜けて帰国便に。4泊5日、食い物がこんなに美味しく感じない出張も珍しい。体が調子悪いと気力も萎える、頭も回らない、まして食欲などの欲も減退。これほど調子の悪い出張も珍しい。

 中国で仕入れてきた情報。

・ 毎日500社の会社が全土で潰れている。広州では9~10月の2ケ月間で7850社程度潰れていると政府発表。一部日本で報道されているが、現実はもっと凄いコトになっている。

・ 中国GDPの30%程度が外資の投資に支えられていた。従って、リーマン・ブラザーズ破綻以来の信用収縮による外資引き上げの影響で、中国の景気刺激策57兆円(4兆元)=GDPの16%では経済成長8%は維持出来ないだろう、実質経済成長はマイナスを打つ事になろう、といったささやきが多くなってきた。

・ 中国の不動産は高値で止まっており、少し下落傾向ではあるが、政府が支えているので不動産バブル崩壊はまだ先。ここで不動産バブルがはじけると壊滅的なので、中国政府の威信を掛けてそれは阻止するだろう。⇒本当かな?楽観過ぎないかな?

・ 経済成長がマイナスになれば2~3億人の失業者が出る。これは社会不安を招くのは必定。北京の治安の悪化は上海日本人社会では当然視している。私の行った杭州も乞食が増えて、チョッと不安。昔のカルカッタのように乞食だらけと言うわけではまだないが、そんな日が来る事を予感させる感触はある。

 半導体装置関連は昨年同月比50%を下回っており、調子が良かった時の月は2500億で現在500億、何と1/5である。そうだよね、昨年の11月というともう既に悪くなっていたね。液晶は9月にパネル価格30%下落、中国メーカーエンジニアは「ビジネスにならない」との事。この中国状況から考えれば、日本の景気、世界の景気回復は2年はかかりそう。再来年2011年の上期まではズーットこんな調子なのだろうか?もっと悪くなる可能性の方が大きいが。

 会社が潰れるのが現実的になってきた。マーケット退場者がいなければ、供給過多は修正されない。退場者が出るのは必定か?自分が仮にそうなってしまったらどうするか?ヤッパリ自分の価値を上げる努力をしなければ、再就職であろうと、事業を起こすことであろうとできっこない。どうなっても食って行けるように、自分を磨く=修行しかない。日々研鑽。

 出張中に「スティーブ・ジョブズ 神の交渉力」竹内正一 リュウ・ブックスアステ新書を読んだ。これを読んでさらに確信に深めた思いがある。「口当たりの良いやさしい人がリーダーになると、リーダーは所属するグループを地獄へ連れて行く」と言う事。結局、やさしく判断しない、辛口を言わないリーダーはリーダーの役目を働いていないと言う事。身近に「やさしい」だけの人がいるが、それなりの年齢でそれなりのポジションを得ているが、そんな人こそ結果として「悪魔」なんだなとつくづく思う。どうすれば良いのかは簡単に分かるが、その権限が無い追従しないといけない者は、太平洋戦争と同じで「分かっているケド仕方が無い」で、ヤッパリ地獄に連れて行かれる。悲しい現実である。

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