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2008年10月

英国2

 英国のロンドン、National Galleryは混んでいた。日曜日&雨の為だろうかお客は多かったが、日本の有名美術館のように並ぶことはなかった。有名なゴッホの「ひまわり」もごく普通に鑑賞することができて何より。ならんで「立ち止まらないでください」などと言われながら鑑賞するのに比べればなんて贅沢な鑑賞であろうことか。それにしてもキリストを題材に扱った宗教画と呼ばれる作品の多かったこと。またそのキリストの何とも痛ましい絵であること。仏陀の入滅シーンは涅槃像になるように穏やかで、人間だけでなく動植物も泣いたという静かな悲しみに比べ、キリスト教におけるキリスト受難は何と凄惨なことか。絵で表すことで何を訴えたいのか、文化的背景の知識が乏しい私はチョット興ざめ。文化的バックボーンという意味で、西洋との違いを認識させられて。

 

 それからビッグベンを見に行った。国会議事堂にあるビッグベンはある種の思い込みが合った。ピーターパンの映画で描かれるビッグベンは大きく高く、圧倒的存在感の象徴的な存在だったが、実際に見ると「小さい」、「鐘の音もイマイチ」であった。ロンドンは高い建物が無い。多分規制を掛けているのだろうが、その中でも現代的な印象だろうが「チョット違った」。現代は大きな建築物は当たり前に多く、東京では見慣れている。それからすると歴史的なビッグベンは小さな存在になってしまったのかもしれない。現代人の感覚の問題であろう。

 そんな事で天気はよろしくなく、降ったり止んだりの雨模様の中、約2万歩歩き回って足が棒になりました。久しぶりに2万歩。左足を骨折してから初めての長距離かもしれない。最近あんまり歩いていないからな。今週はヨガもお休み、2万歩で少しは運動不足を解消できたかしら。

 為替変動が大きく、こんなに急激に£やユーロが上下するとシッカリしたビジネスにならない。困った。良いものを作って、売るのがメーカーの責任。金融経済による実体経済のあおりを受けるのは、チョット不満であるが事実は事実。なかなか大変である。

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フライト12時間

 土曜日のフライトでイギリスはロンドンに来た。久しぶりのヨーロッパ、1年半ぶりかな?天気は曇り。土曜の昼に出て、その日の夕方にロンドンに立っている。

 日曜日は一日空き。ぶらぶらとする予定。時差はクリアーできているみたい。飛行機の中で映画三昧。最近は邦画も面白いので、久しぶりに10時間ぐらい映画を鑑賞。と、言うわけでフライト中ほとんど寝ないでいたので、ロンドンの8時には熟睡。朝は4時に目覚め、茂木健一郎のブログ読んだり、聞いたり。

 茂木健一郎はやはりすごい。とにかくアグレッシブル。常にハイテンションを維持している。疲れないのかな?疲れたと言う意識が疲れさせるのか?精神的なものは重要で、「やらされる」と同じ事でも疲れが違う。前向きに「好きでやっている」と思い込むことで、積極性が出てくる。そんな事を考えても、茂木さんのテンションは不思議だ。

 ロンドンでの晩御飯はラムステーキ、£8.99=1500円ぐらいかな?最近のアメリカのステーキはかなり美味しくなったが、イギリスのステーキは「美味しくなかった」。同行者がフィッシュ&チップスを頼んだが(£7.99)これも大して美味しくなかった。ビールは少しヌルイのだが、結構いける。それでもやっぱりドイツのビールの方が美味しいかな。

 £はついこの間まで、¥200ぐらいだったのだが、今は¥150に高騰。でもロンドンの外貨交換はレートが悪かった。¥175ぐらい。また、ヒースロー空港からパリントンまでが£16.5、15分の乗車で2000円超えは高い。なんでも高いのである、イギリスは。感覚的には£1=¥100ぐらいが本来のレートではないのでしょうか?

 今日を入れて2日、イギリス、後はドイツ。チョットした旅です。本当はBusiness Reportもブログで書いちゃいたいぐらいの乗りなのだが、秘密が多いのでなかなか、、、。イギリスと日本とベトナムを繋いでBusiness展開。面白いんだか、忙しいんだか、楽しんだか。

 今日は久しぶりに、葉書を買い込んで、出すことにしましょう。

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読書感想文2

著者;白石昌則 書名;生協の白石さん 出版社;講談社 \952(古本で\105購入)

 

うかつにも、白石さんは女性ではないかと思い、読んでしまった。うかつだな。女性だからこれだけ細やかな回答が可能であろうと頭から信じてしまった。人間のやる事はホントミスが多い。思い込みと言うのは怖い。

 白石さんのコメントは優しい。実に優しい。それにとっても発想が柔軟である。なんて柔らかい回答であろうと感心してしまった。あんまり感心しない私でも、これは「すごい」と思ってしまった。私の最近の本の詠み方の分類としては、知らないことを知る為に読む本と、参考に読む本と、その中間的な本と、娯楽だけを追及する本がある。この生協の白石さんは実に「どこにも分類されないが、為になる本」という新しい分類本と言える。こんな本もあるんだ。そして、こんな受け答えができると、私も敵を作らずに済むのに、また、人を傷つけずに済むのに、傷つかずにも済むが。

 「愛は売っていないのですか?-どうやら、愛は非売品のようです。もしどこかで販売していたとしたら、それは何かの罠だと思われます。くれぐれもご注意ください。」

ウーンこんな発想できないよな。

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読書感想文

著者;池田清彦 書名;環境問題のウソ 出版社;ちくまプリマー新書 \760

 CO2による地球温暖化という議論の怪しさが分かった。しかし、「環境バブル」を唱える金子勝氏の言うこともこれで納得できる。誰が仕掛けたのか分からないが、CO2排出権の取引がまたバブルを産むのか?この本が訴える環境問題にはかなりの部分納得が行く。「自然を大切に」と言うのも、人類の為であり、後世に残すという人類の為の議論であると言う割り切りは確かに哲学としても大切なことである。偽善を排し、役人的な利権を排し、真実は真実として真摯に捉えることが肝要。

 「現在及び未来の人間の権利を侵害する」という言葉がこの本の哲学として一本貫いている。人間も基本は地球環境の一員である。この事実は「神でない人間」が自然を自分たちに合うように改変するのは一員である人類のDNAなのだ、その上で、人類が生き残る為には自然環境保全が大切であり、その優先順位は「役所的な都合(税金使用の利権)」で決めるのではなく、もっと哲学的な考え「現在及び未来の人間の権利を侵害」しない事が基準である。

 自分でなんとなく感じていた「社会の偽善」、もっと言えばCO2排出権ビジネスの「ウサン臭さ」を理論的に言葉で表す事の大切さがよく分かった。それでも「環境ビジネス」のバブルで景気浮上を考えなければならない近代である。化石燃料の使用を抑制する「文化」は「未来の人間の権利を侵害しない」行為である。その点は賛成するし、環境ビジネスの進展は、結果として人類にとって良い方向だと感じる。それでも「ウサン臭さ」は残るが。

 批判の環境省の元小池大臣の「ウサン臭さ」はあるが、それでも「クールビズ」のノーネクタイは良かった。めだか社会の一員で、営業マンの端くれである私にとっては、ネクタイを締めないという選択は「格好が悪い」と言うよりも、「相手の事を大事に思っていない」というその表現の現れであるという事の方が問題で、ビジネス的にはマイナス。やはり「キッチリしている」方が信用されやすいし、ビジネス的にはプラス。そんなメダカ社会での「夏場の嫌なネクタイ」をしなくて済んでいる最近は「小池様様」である。

 環境問題の胡散臭さで「切って捨てる」のでなく、評価できることは評価したいな。

 原子力問題に関しては「未来の人の権利の侵害」が大きい。後世に遺恨を残すというエネルギー源であるが、中国のような目の前の環境炎上状態ではある種、仕方がないのかもしれない。日本政府はもう少し「燃料電池にお金を出して、世界のエネルギービジネスで成功させることで、日本の地位向上を考えるべきかなと思うのだが、、、。アメリカだとかヨーロッパに輸出しないと分からないのかな?結局システムを取られるのだが。日本の政治がやはり「公務員」支配から脱しないと、日本の生き残りも厳しいかな?

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体育の日

 体育の日の今日は基本、お休み。しかし、午後から研修で昼前に家を出る予定。午前中に家内と下の娘の3人で「体育の日」にちなんだイベントの「エアロビ」に行こうかと計画していたが、家内の体調不良で頓挫。と、言うわけで午前中は落ち着いた時間を過ごすことに。午後からの研修の進め方のレシピを作ったり、ブログを書いたりと言ったマッタリとした時間となりました。この「マッタリ」した時間を過ごす為の音楽が決まらない。ジュン・コルトレーンのジャズを一旦掛けたが、取り止めてクラシックでショパン今掛けているが、これもしっくり来ない。日本語の歌詞の歌は考え事の邪魔になるし、かと言って英語の歌関連でいいのは余りないし。困った。まあ、何とかなるさ。

 今日の研修は「大局」からだんだんと絞り込んで、「戦略」まで持って来れたらいいと考えているのだが。まず、世界情勢。経済、戦争、科学・技術、エネルギー、環境といった大きなテーマ。それにしても現在の経済テーマは客観的に見て、面白い。明治維新の頃の世界の「躍動感」が再度行われている感じか。欧米諸国がアフリカ、アジアに植民地を作り、その植民地権利を争い、戦争を起こしていた。それが直接的な「植民地」政策ではなく「金融」という道具を変えて行っている。その金融が崩壊する歴史に立ち会っている。新聞で報道されている以上に、アメリカという覇権が揺らいで、基軸通貨の崩壊、それに変わる通貨が無い状態での混乱。必ずしも基軸通貨が必要なのかと言えば、どうなんであろう?基軸通貨があるという事が当たり前過ぎて、無くてもやって行けるのに「必要」だと感じているのかもしれない。現に石油の取引がどんどんUS$離れが起きている。ユーロでの支払い、円での支払OKという産油国が出てきている。欧州の通過であるユーロ、アジアの通貨は?円では無理、まして中国元でも無理。しばらく、色んな通貨が行きかうのがアジアであろうか?一本調子でアメリカ色を薄めていく事になるのか、それとも食料と強大な軍事力で揺り戻しがあるのか?

 

 ベトナムの通貨は「ドン」であるが、Hotelだとか飲み屋だとかではUS$での支払を歓迎される。やはり外貨と言えばUS$で、結構幅を利かせているのが現状。一説によるとアメリカは「貨幣一新」を行うとか。印刷物である紙幣を全て新しくして、一定期間の新札との交換を行い、新札との交換時期が終わればそれまでの紙幣は「紙くず」となる法律を実施して、かなりの量のUS$を消滅させる方針だとか。そうすると、ベトナムなんかは大変だろうな。国内にかなりのUS$が流れていて、その大半は死蔵になり紙切れになる。それをアメリカは狙うわけだから、当然と言えば当然の成り行きだが、死蔵させられる庶民は大変だ。まあ、人の事を心配するどころでは無いが。

 戦争経済という言葉もある。苦しくなったら戦争するという説。イランとアフガニスタンで既に戦争しており、かなりの戦費を浪費している。週間金曜日で連載している記事で「9.11はおかしい」と言う内容。言われれば確かに。「ビルの崩壊の仕方があり得ない崩壊の仕方である。」という事。ビルが崩れるのに内部から爆発が起こらない限りは横に破裂する現象は起こらない。まして、崩壊し出してから飛行機が突っ込んだ上部が下に行くまでにザクザクに崩壊しているという事。確かにおかしい。週間金曜日はおかしいと言うことまでで止めているが、それから先の疑問をメディアで提示するのは危険な事なのかもしれない。分からない事の多いアメリカである。分からないついでにロス疑惑の「三浦元社長」の逮捕とその自殺はもっと分からない。どうしてこの時期なのか?不思議だ。

 財テクと言う名の元に、○○ファンドと言うのがはやっていた。運用実績が15%だとか30%だとかで騒がれていたが、どんどん消えてなくなっている事実。どのぐらいの資産が消えたのか?良く考えれば、株の値上がりで、そんなの儲かるわけは無い。大きなファンドであるほど、身動きがし難い。ではアメリカ国債だとかではそんな運用実績は残せない。10%未満がいいところだ。やはり今から考えればリスクの高い「不動産」関連だとか「住宅関連」に投資していたのだ。ハイリスク、ハイリターン。これで老後の資金を運用していた人は大変だろう。お小遣い程度であればいいが、それに生活資金まで賭ければ、大変。世界中にそんな年金生活者、リタイヤ組がいるのでしょう。その人たちがどうなるか、それも大きな社会問題になるのでしょうね。

 暗い、暗すぎる。チョット暗すぎるので、止めましょう。

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パワーヨガ

 足を骨折してからお休みしていたパワーヨガを今日=土曜日から再開。やはりヨガは良い。何と言ってもストレッチが気持ちいい。今日は軽いメニューで2ヶ月ぶりの私には大変マッチした内容だった。インストラクターの先生感謝です。

 ストレッチの方法などかれこれ2年以上続けているわけだから、自分で毎日やればいいのだが、毎日というそれができない。いっその事毎日頑張ってジムだとか、エアロビだとかに通えばいいのかしら。メタボリック脱出には生活を見直さなければ。30台までの生活とはかなり違った内容になっているのだが、やはり加齢による基礎代謝の衰えのせいか、多少の生活改善では根本的に改善しない。やっぱり朝の通勤時に歩く距離を伸ばすことと、寝る前のストレッチを習慣にすべきか。30台は毎晩お酒を飲み、30台前半はタバコまで吸い、着実に体を壊す方向で生活していた。ここに来て、お酒は家では飲まない、タバコ自縛からも脱出して10年以上経ち、後は歩数かしら。体重を減らすというのは、食欲との抗争で、食欲以外にストレスの発散がないとなかなか難しい。やはりスポーツに求めるのが筋かな?お酒や食事に向かうと、タバコと同じで抜け出すのはなかなか困難。歩く、ジムに行くなどにストレス解消を向かわせようと思う。

 アメリカの不良債権75兆円相当の政府買取法案が下院を通った。FRBバーナキン議長の$札ばら撒きがこれから始まるわけだ。75兆円規模だと足らない気がするが、どうごまかすのか?これも見ものだ。副島さんの本にはヘリコプター・ベンの話が載っているが、これからそれが現実化するのだろうか?US$の暴落も始まるのか?ヨーロッパも金融不安であるようで、ユーロも安くなってきた。10月末に英&独に出張するので、個人的には少し気になる。そうだ、中国にも行かなくてはならないのだ。10月中に中国に行こうと考えていたが、11月上旬だね。11月下旬には韓国にも行かなくては。12月はベトナムかな?年内は体力的にキツイな。お酒飲み過ぎないように、食べ過ぎないようにしないと。そうだ、台湾も行っていないな、困った、USAなど考える余裕が無いね。

 ある取引先の親父さんと話していて、「拡大を考えなければ、精神的にそんなに苦しいことは無い」と言われた。確かに、拡大をあきらめたら、楽になるだろうなとは思うが、「世界を股に架けた仕事がしたい」と言う私の嗜好性からすれば何とも響きが悪い。世界を相手にビジネスがしたいし、それが面白い。

この間まで、「自分は何がしたいのか?」「何を成し遂げたいのか?」と悶々と自問自答する日々が続いたが、ベトナムOEM生産のビジネスを本格的に始めて、「いいんだ、やりたい事は転がっていく=ローリングしていくうちにどんどん増えたり、変化したりしていくものなのだ、確固たる定義が無くてもいいんだ」と開き直るようになってきた。当然日本のビジネスも世界の一つであり、日本のビジネスの基本があっての展開である。結局、ビジネスは勇気だと最近思う。「英語が下手だから、取引契約手法が分からないから、金銭のやり取りが難しいから、信用・与信に不安があるから」といった理由を言い出せば、いくらでも「進まない理由」は出てくる。「石橋を叩いても渡らない理由」など評論家にとってはいくらでも出すことができる。評論家にはリスクという意味が多分実体験、実感として分からない。生きていくことの根本は「生きている事自身が不思議だ」と言う真理を理解しないと、積極性は持てないものなのだろう。

 評論家的な思考と勇気の無い羊の心は捨てなければ、自分のやりたい事、好きなことにはたどり着かない。これは真理だと思う。

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